特許
J-GLOBAL ID:200903074129933673

無線受信器の自動同調方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-508148
公開番号(公開出願番号):特表平10-507610
出願日: 1996年08月06日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】直角位相変調を用いたトランシーバのブランチI及びQの間の振幅及び位相エラーは、公称周波数信号がデジタル部分(10)からループ部分(44)及び受信ブランチ(54-62)を経てRSSI指示器(22)へ伝播するのを、その信号経路上の部品の周波数応答を変えて防止することによって修正される。通常はペイロード信号を測定するRSSI指示器(22)は、ここでは、不所望な信号成分のみを測定する。その後、指示器(22)から得た測定結果が最小値に達するところの振幅及び/又は位相修正信号が決定される。それにより得られる修正信号はメモリに記憶され、次いで、システムの周波数応答が通常状態に復帰される。
請求項(抜粋):
直角位相変調を用いた無線トランシーバにおいてブランチIとQとの間の位相及び振幅エラーを修正する方法であって、上記トランシーバは、デジタル部分(10)と、D/Aコンバータ(12,14)と、IQ変調器(32)と、TRXループミクサ(44)と、受信ミクサ(56)と、バンドパスフィルタ(60)と、RSSI指示器(22)とを備え、上記方法は、 (i)本質的な公称周波数を有する信号がデジタル部分(10)からTRXループ(44)を経てRSSI指示器(22)へ伝播するのを防止し、 (ii)ブランチI及びQの振幅及び/又は位相に影響する少なくとも1つのパラメータを、RSSI指示器(22)で指示される信号強度が本質的にその最小値に達するように調整することにより、無線送信器を同調し、 (iii)上記段階(ii)で変化したパラメータの新たな値をメモリに記憶し、 (iv)上記段階(i)で変化した公称周波数信号がデジタル部分(10)からTRXループ部分(44)を経てRSSI指示器(22)へ伝播するように復帰する、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04L 27/12 ,  H04B 1/40
FI (2件):
H04L 27/12 B ,  H04B 1/40

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