特許
J-GLOBAL ID:200903074139046438

ルーティング制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300252
公開番号(公開出願番号):特開平7-154420
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 高速のコネクション設定および最小に近いコストのパスの両方を提供できるルーティング制御方法を提供する。【構成】 コネクションの設定を開始する機能と他ノードから送られてきたコネクション設定パケットをルーティングする機能とをもつソースノードと、他のノードから送られてきたコネクション設定パケットをルーティングする中間ノードとで構成されるネットワークにおいて、コネクション設定要求パケットがソース・ノードから目的ノードに到着するまでに1〜4のステップを行う手段を持つ。
請求項(抜粋):
コネクションの設定を開始し、他のソース・ノードから送られてきたコネクション設定要求パケットをルーティングするソース・ノードと、他のソース・ノードから送られてきたコネクション設定要求パケットをルーティングする仲間ノードとで構成されるネットワークにおいて、コネクション設定要求パケットがソース・ノードから目的ノードに到着するまでに以下の1〜4のステップを行うことを特徴とするルーティング制御方法。ステップ1.(a)前記ソース・ノードは、そのルーティング・テーブルから最初の候補パスを得る。(b)前記ソース・ノードは、前記ルーティング・テーブルの複数の候補パスのコストを参考にコストしきい値Dおよび折り返ししきい値Gを計算し、これらしきい値DおよびGをコネクション設定要求パケットに記入する。(c)コネクション設定要求パケットは、前記パスに沿って送られ、目的ノードを目指す。(d)前記パス上のソース・ノードと目的ノード間のすべての中間ノードで通信に必要なリンクの帯域などの網資源が確保され、かつ各ノードでのデータのスイッチングのためのテーブルが設定されたことが目的ノードに知らされた場合には、コネクション設定は成功とし、必要な資源が確保できなかった場合には、コネクション設定要求はブロックされる。ステップ2.(e)前記ステップ1でコネクション設定要求がブロックされた場合には、そのブロックを発生したリンクの手前の中間ノードは、前記ソース・ノードから前記目的ノードまでのコストdがステップ1でコネクション要求パケットに記入されたコストしきい値Dよりも小さくなるように、前記中間ノードから前記目的ノードまでの新規パスを前記中間ノードのルーティング・テーブルから得る。ステップ3.(f)前記ステップ2で、コストdがコストDよりも小さくなるような新規パスが存在しない場合、かつ前記コネクション設定要求パケットの折り返し回数がステップ1でコネクション設定要求パケットに記入された折り返ししきい値Dより小さい場合、前記コネクション設定要求パケットは、前記中間ノードの1つ手前のノードまで折り返し送られる。(g)前記1つ手前のノードでは、前記パケットを送ってきたパスを含むパスを候補から外し、ステップ1〜3を行う。ステップ4.(h)前記ステップ3で、折り返しのための条件を満足せず、折り返すことができなかった場合には、前記ステップ1〜3で試みたパスは失敗とされ、前記コネクション要求パケットに対応する失敗(NACK)メッセージがソース・ノードに送られる。(i)ソース・ノードは、再びステップ1の手順を繰り返す。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04L 11/20 102 D ,  H04L 11/20 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-229941
  • 特開昭62-159943
  • 特開平3-253147
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