特許
J-GLOBAL ID:200903074142699086

内燃機関の空燃比制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332269
公開番号(公開出願番号):特開平5-163980
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】蒸発燃料のパージの有無による空燃比への影響を少なくして、空燃比の極端なリーン化に基づく失火を防止しつつ、空燃比のリッチ化を確実に防止して燃費向上を図る。【構成】CPU32はエンジン1の運転状態が予め定めた所定状態のとき、O2 センサ23よる空燃比が理論空燃比となるように、燃料噴射弁15からの燃料噴射量をフィードバック制御する。また、CPU32は運転状態が前記所定状態以外のとき、前記O2 センサ23による空燃比が理論空燃比よりもリーンとなるように、リーン補正係数を用いて燃料噴射弁15からの燃料噴射量をリーン制御する。そして、このリーン制御中に、燃料タンク24からの蒸発燃料が吸気通路5に放出されてO2 センサ23にてリッチ状態が検出されたとき、CPU32はリーン制御を中止し、前記リーン補正係数を用いてフィードバック制御を行う。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を検出し、その運転状態に応じて燃料噴射弁から吸気通路へ燃料を噴射させ、前記吸気通路を介して内燃機関に導入される空気と、前記燃料噴射弁から噴射される燃料とからなる混合気の空燃比を空燃比センサで検出し、前記内燃機関の運転状態が予め定めた所定状態のとき、前記空燃比センサよる空燃比が理論空燃比となるように、フィードバック補正係数を用いて燃料噴射弁からの燃料噴射量を閉ループ制御するとともに、前記運転状態が前記所定状態以外のとき、前記空燃比センサによる空燃比が理論空燃比よりもリーンとなるように、リーン補正係数を用いて前記燃料噴射弁からの燃料噴射量を開ループ制御するようにした内燃機関の空燃比制御方法において、前記開ループ制御中に燃料タンクからの蒸発燃料が吸気通路に放出されて、空燃比が理論空燃比よりもリッチになることが検出又は推定されたとき、開ループ制御を中止し、その開ループ制御中でのリーン補正係数と前記フィードバック補正係数とを用いた閉ループ制御を行うことを特徴とする内燃機関の空燃比制御方法。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02M 25/08 301

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