特許
J-GLOBAL ID:200903074144858262

凍結濃縮方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200764
公開番号(公開出願番号):特開平11-028455
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 粒氷を形成させる工程と、この粒氷を冷却板に付着させる工程により、溶質の混入の少ない清澄な氷が高い生産性で得ることができるようにした凍結濃縮方法及び凍結濃縮装置を提供する。【解決手段】 生産性は大きいが比表面積の大きなミクロンオーダーの粒氷10の析出を粒氷形成器2で行い、生産性は良くないが比表面積の小さな板氷25の析出を板氷形成器3で行う。析出された氷には溶質の含有量が少なくなり、溶質の回収率及び水溶液の清澄度を向上させる。
請求項(抜粋):
長手方向に立設された粒氷形成器の上方から被濃縮水溶液を導入して冷却部で微小粒氷結晶を析出させ、微小粒氷結晶から分離される濃縮液を下方から排出し、さらに長手方向に立設された板氷形成器に、前記微小粒氷結晶とこの微小粒氷結晶に付着した水溶液とを含む氷スラリーを供給し、次いで前記板氷形成器の上方から冷却板上に前記氷スラリーを降下させて前記冷却板上に板氷を生成させるとともに、前記微小粒氷結晶を前記板氷に付着させ、水溶液から氷結晶を分離することを特徴とする凍結濃縮方法。

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