特許
J-GLOBAL ID:200903074149624588

話速変換方法および話速変換処理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139737
公開番号(公開出願番号):特開平11-338496
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 フレーム単位で話速変換を行うことを可能とし、かつ、話速変換を行うために音声波形からピッチ周期を少ない処理量で高精度に求める。【解決手段】 音声波形をフレームに区切り(ステップs1)、フレーム内の有音声区間を抽出し(ステップs2)、その有音声区間を処理対象音声区間とし、時間軸上における処理対象音声区間の始点を基点に、予め定めた区間の音声波形をコピー区間として設定し(ステップs3)、コピー区間の音声波形を前記時間軸上を所定サンプリング点ずつ平行移動する(ステップs4)。そして、平行移動ごとにそれぞれの平行移動点におけるコピー区間の音声波形と前記処理対象音声区間の音声波形との相関を求め、相関の最も大きくなる平行移動点を次の区切り点として求める(ステップs5〜s8)。そして、求められたそれぞれの区切り点間を重複あるいは間引き処理する。なお、半端な部分については話速変換処理対象としない。そして、処理の済んだフレームを最初の順序通り結合する。
請求項(抜粋):
処理対象となる原音声波形を時間軸上において所定の区切り点で区切って、前記区切り点で区切られた区切り点間の音声波形を、変換すべき話速に応じて重複あるいは間引き処理することで音声の話速を変換する話速変換方法において、話速変換処理の単位を前記原音声波形を分割して得られたフレーム単位とし、各フレームごとの原音声波形を所定の区切り点で区切り、前記区切り点で区切られた区切り点間の音声波形を、変換すべき話速に応じて重複あるいは間引き処理することで音声の話速を変換することを特徴とする話速変換方法。

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