特許
J-GLOBAL ID:200903074150620774

消耗電極式パルスアーク溶接機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-149232
公開番号(公開出願番号):特開平7-001131
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 亜鉛メッキ鋼板のアーク溶接において、高い溶着効率で、かつスパッタや気孔の発生を抑制することができる消耗電極式パルスアーク溶接機を得ることを目的とする。【構成】 溶接出力電圧を検出して基準電圧と比較し、パルス電流印加時にワイヤ先端から溶滴が離脱しない場合に生じる増加溶接出力電圧が基準電圧を超えたときに、パルスピーク電流値増加手段5は、次パルス電流のパルスピーク電流を増加させ、パルス拡張手段6は、次パルス電流のパルス幅を拡張させ、パルス立上り傾度急峻化手段7は、次パルスの立上り傾度を急峻化させる。これにより、次パルス電流における溶滴の離脱と母材への溶滴の移行が確実に行われ、溶滴の接触短絡によるスパッタや気孔の発生を抑制できる。
請求項(抜粋):
アルゴンガスと炭酸ガスの混合ガスをシールドガスの主成分として、パルス電流を重畳して溶接を行なう消耗電極式パルスアーク溶接機において、溶接出力電圧を検出する溶接出力電圧検出部と、前記溶接出力電圧と予め設定された基準電圧とを比較し、前記溶接出力電圧が前記基準電圧を超えたときに信号を出力する比較器と、前記比較器からの信号により作動し、パルスピーク電流値およびパルス部電圧を増加させるパルスピーク電流値増加手段とパルス幅を拡張させるパルス幅拡張手段とパルスの立上がり傾度を急峻化させるパルス立上り傾度急峻化手段の少なくとも一つの手段を含むパルス電流調整器とを備えたことを特徴とする消耗電極式パルスアーク溶接機。
IPC (4件):
B23K 9/09 ,  B23K 9/173 ,  H02M 9/00 ,  B23K 9/23
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-019170
  • 特開平1-118372
  • 特開昭62-267085

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