特許

J-GLOBAL ID：200903074163288434

図形認識方法

発明者： 櫻井 彰人
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-300220
公開番号（公開出願番号）：特開平5-135178
出願日： 1991年11月15日
公開日（公表日）： 1993年06月01日
要約：

【要約】【目的】与画像内に与図形が含まれているか否かを判断する図形認識方法において、該図形が該画像中に変形されて含まれている場合にも信頼良く判断する方法を提供する。【構成】与図形Bに考慮すべき変形を施した図形B’に関し、重みを定め、画像Aとの適合度を求め、両者の積を加算し、それが、与規準値を上回っているか否かを判断する。

請求項（抜粋）：

画像Aの中に図形B又はそれと類似の図形が含まれているか否かを調べる図形認識方法に於て、所定の形のデ-タで与えられる画像Aの上の座標に所定の形のデ-タで与えられる図形Bの基準点を重ねた時の図形Bの画像Aに対する適合度を計算することと、図形Bまたは画像Aを変形し、かつ変更後の図形B’または画像A’と元の図形Bまたは画像A’との類似度が高い程大きく、類似度が低い程小さい値となる重みを定めることと、基準点を変更しながら次々と図形Bの類似図形B’と図形Bの類似図形B’に対する重みまたは画像Aの類似画像A’と画像Aの類似画像A’に対する重みとを求めながら、該類似図形B’と画像Aとの適合度または類似画像A’と図形Bとの適合度を求め、かつ、該重みによる該適合度の重み付き和を求めることと、画像Aの上の座標を動かしながら、その点を基準点として前記の計算を繰返し行い得られた値の和を求めその値の最大値、又は近似的な最大値を求め、それが予め定めた基準値を越えていれば、該図形Bが該画像A中にあると判断することとよりなる図形認識方法。