特許
J-GLOBAL ID:200903074166468620

内燃機関のスロットルボデー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033853
公開番号(公開出願番号):特開平11-210502
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの吸気脈動によって、吸入空気中に含まれるクランクケースからの還流ブローバイガスが、オイルシールのリップ部を通過して外部へ洩れるのを防止できるスロットルボデーを提供することを課題とする。【解決手段】 一方の開口端6aを密封軸受4の内輪42とスロットルシャフト3の隙間に近い部分に、他方の開口端6bを吸気通路内壁2aのスロットルバルブ5全閉位置より下流位置にそれぞれ有する傾斜連通孔6をスロットルボデー本体1に設けることにより、吸気管負圧で、内輪42とスロットルシャフト3の隙間を通過しようとするブローバイガスの一部の流れを偏向させて傾斜連通孔6を通過させ、ブローバイガスの一部を吸気通路2内へ吸引させる。したがって、オイルシール7のリップ部7aから外部へ洩れるブローバイガスを低減できる。
請求項(抜粋):
本体の吸気通路を横切って回動可能に設けられたスロットルシャフトと、吸入空気量を制御するため前記スロットルシャフトに固定されたスロットルバルブと、前記スロットルシャフトを軸支するために設けられた密封軸受と、該密封軸受の外側に気密保持のために設けられたオイルシールとで主に構成される内燃機関のスロットルボデーにおいて、一方の開口端を前記密封軸受の内輪と前記スロットルシャフトの隙間近傍に、他方の開口端を前記吸気通路の壁面の前記スロットルバルブ全閉位置より下流位置にそれぞれ有する傾斜連通孔を本体に設けたことを特徴とする内燃機関のスロットルボデー。
IPC (2件):
F02D 9/10 ,  F16K 1/32
FI (2件):
F02D 9/10 F ,  F16K 1/32 Z

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