特許
J-GLOBAL ID:200903074168881079

車輪支持用複列転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  大田 隆史 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-292097
公開番号(公開出願番号):特開2008-105626
出願日: 2006年10月27日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】コスト上昇を抑えつつ、Oリング18のへたりを抑えて、このOリング18のシール性能を長期間に亙って確保できる構造を実現する。又、必要に応じて、このOリング18の膨潤を防止し、更に、仮に膨潤等によりこのOリング18が所定部分からはみ出した場合にも、このはみ出した事実を容易に確認できる構造を実現する。【解決手段】上記Oリング18を、水素添加ニトリルゴム製で、断面の直径が1.4mm以下とし、潰し率が15〜45%で使用する。キャップ6のうちで上記Oリング18を装着する部分に、軸受空間11内に封入するグリースの基油と同種の油を塗布する。更に、上記Oリング18の表面の色彩を、上記キャップ6の表面の色彩である黒色以外とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を設け、使用状態で懸架装置に支持された状態で回転しない外輪と、外周面の軸方向外端部に車輪を支持固定する為のフランジを、同じく中間部乃至軸方向内端部に複列の内輪軌道を、それぞれ設け、使用状態で上記車輪と共に回転するハブと、これら両内輪軌道と上記両外輪軌道との間に、両列毎にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記外輪の内周面と上記ハブの外周面との間でこれら各転動体を設置した軸受空間の軸方向外端側開口部を塞ぐシールリングと、上記外輪の軸方向内端部に、この内端部側の開口を塞ぐ状態で固定されたキャップと、これら外輪とキャップとの間に弾性的に圧縮された状態で、全周に亙って設けられたOリングとを備えた車輪支持用複列転がり軸受ユニットに於いて、このOリングが水素添加ニトリルゴム製で、断面の直径が1.4mm以下であり、上記外輪と上記キャップとの間に挟持する事に伴う弾性変形量の元々の大きさに対する割合である潰し率が15〜45%である事を特徴とする車輪支持用複列転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
B60B 35/02 ,  F16C 33/76 ,  F16J 15/10
FI (4件):
B60B35/02 Z ,  F16C33/76 A ,  F16J15/10 C ,  F16J15/10 Y
Fターム (9件):
3J016AA01 ,  3J016BA02 ,  3J016CA03 ,  3J040AA13 ,  3J040AA17 ,  3J040BA02 ,  3J040EA16 ,  3J040FA06 ,  3J040HA11
引用特許:
出願人引用 (2件)

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