特許
J-GLOBAL ID:200903074173378890

医療用具のための薬剤放出コーティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119713
公開番号(公開出願番号):特開平10-305105
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】体液内で特定の割合で望ましい期間にわたって薬剤の十分な放出を許容し、その一方でその表面で高い製薬学的活性を維持する医療用具のための安定なコーティングを有する医療用具の提供。【解決手段】本発明は、生物学的活性物質に対して複合体化するイオン性界面活性剤を含む外層と、貯蔵層の生物学的活性物質が貯蔵層から外側に移動できるように、イオン性界面活性剤から実質的に遊離している生物学的活性物質を取り込んだポリマーを含む貯蔵層から成るコーティングを備えた医療用具である。
請求項(抜粋):
患者の体内に挿入可能または注入可能な一部分を少なくとも持つ医療用具で、該部分は患者の体組織にさらすように適合された表面をもち、そして該表面の少なくとも一部は少なくとも一つの生物学的活性物質の放出のためコーティングでカバーされており、該コーティングは内部の貯蔵層および貯蔵層と接触する外層より成り、該外層は生物学的活性物質に対して複合体化するイオン性界面活性剤を含み、該貯蔵層は貯蔵層の生物学的活性物質が貯蔵層から外側に移動できるように、イオン性界面活性剤から実質的に遊離している生物学的活性物質を取り込んだポリマーを含み、少なくとも貯蔵された生物学的活性物質のあるものは、生物学的活性物質が外層から放出されるように外層におけるイオン性界面活性剤と複合体化できる医療用具。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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