特許
J-GLOBAL ID:200903074183041460

円筒ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141331
公開番号(公開出願番号):特開平11-336767
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】潤滑油を軸受内に確実に給油でき、且つ、高速回転時に潤滑油を軸受内部に停滞させることなく、速やかに排出できる軸受内部構造を備えた円筒ころ軸受を提供することを課題としている。【解決手段】内輪つば付・外輪つば無しの円筒ころ軸受を対象とする。保持器3を外輪2の軌道面に案内させる。保持器3の各ポケット5の4つの角部を切り欠くことで半径方向に貫通する切欠き部9を設ける。ポケット5を構成する一対のリブ部7,8のうちの一方のリブ部8と外輪2との間に潤滑油が流通可能な隙間を設ける。これによって、潤滑油は、内輪1のつば外径面と保持器3の内径面間の隙間から確実に軸受内部に導入される。さらに、内輪1の側に給油された潤滑油は、軸受回転速度に応じて、切欠き部9を通って速やかに、外輪側に移動し、外輪2と一方のリブ部8との間から軸受外部へ排出される。
請求項(抜粋):
内輪つば付・外輪つば無しの円筒ころ軸受であって、保持器を外輪軌道面に案内させると共に、当該保持器の各ポケットについて、4つの角部の少なくとも1つを切り欠くことで半径方向に貫通する切欠き部を設けると共に軸方向で対向する一対のリブ部の少なくとも一方について、そのリブ部外径面と外輪軌道面との間に潤滑油が流通可能な隙間を設けたことを特徴とする円筒ころ軸受。
IPC (2件):
F16C 33/46 ,  F16C 33/66
FI (2件):
F16C 33/46 ,  F16C 33/66 Z

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