特許
J-GLOBAL ID:200903074188146979

ジシクロヘキシルカルボジイミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084505
公開番号(公開出願番号):特開平9-249634
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明はシクロヘキシルイソシアネート(CHI)を原料に、触媒としてTi(OR)4で表せる化合物の1種類または2種類以上の混合物を使用し、高純度のジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)を合成する方法に関する。【解決手段】 (1)シクロヘキシルイソシアネート(CHI)を、CHIに対して0.1〜10重量%のTi(OR)4(但し、Rは炭素数10以下の脂肪族、脂環族、芳香族のいずれでもよい。)の存在下、100〜170°Cで3〜15時間、脱CO2反応を行い、得られるTi(OR)4を残存するジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)に、水又は高沸点のアルコールを加え、0〜100°Cで1〜3時間反応させることによってTi(OR)4を分解させ、次いで蒸留によってDCCを単離精製することを特徴とするDCCの製造方法。(2)10〜60°Cで1〜3時間反応させることによってTi(OR)4を分解させることを特徴とする(1)記載の製造方法。
請求項(抜粋):
シクロヘキシルイソシアネート(CHI)を、CHIに対して0.1〜10重量%のTi(OR)4(但し、Rは炭素数10以下の脂肪族、脂環族、芳香族のいずれでもよい。)の存在下、100〜170°Cで3〜15時間、脱CO2反応を行い、得られるTi(OR)4を残存するジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)に、水又は高沸点のアルコールを加え、0〜100°Cで1〜3時間反応させることによってTi(OR)4を分解させ、次いで蒸留によってDCCを単離精製することを特徴とするDCCの製造方法。
IPC (3件):
C07C267/00 ,  B01J 31/12 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C267/00 ,  B01J 31/12 X ,  C07B 61/00 300

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