特許
J-GLOBAL ID:200903074190757098

定位的放射線治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184664
公開番号(公開出願番号):特開平6-000224
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】電子加速器に用いられる治療台で、その剛性が弱く、且つ精度確保が困難な治療台においても、病巣に正確な放射線を集中させることができる定位的放射線治療装置を提供する。【構成】治療台の天板のたわみ量を検出する検出手段を設け、その検出手段を用いて治療台の天板の移動時に移動前と移動後の天板のたわみの変化量を演算する演算手段を設け、更にその変化量をなくするように天板を上下動させる制御手段を備える。【効果】患者の体重や病巣の位置(頭部、胸部、腹部によってオーバーハング量が異なる)によってたわみ量が異なっても、操作者が照射したいと考える病巣はアイソセンタに位置させることができるため、あらゆる方向から放射線を照射した病巣部にはその積算線量として大線量を与えることができ、且つ正常部位への放射線被爆を最低限に抑えることができる。従って外科手術より患者への負担の少ない放射線治療で治癒することが十分可能となり、致死的な作用を起こすこともなく、治療成績を向上できる。
請求項(抜粋):
任意の水平軸線を中心として回転可能に支持された治療用ガントリと、該治療用ガントリに支持された照射ヘッドと、アイソセンタを通る鉛直軸線を中心として回動する治療台とか成る、放射線を定位的に一点に集中させて治療する放射線治療装置において、上記治療台の天板のたわみ量を検出する検出手段と、治療台の天板の移動時に移動前と移動後の天板たわみの変化量を演算する演算手段と、上記変化量をなくするように天板を上下動させる制御手段を備えたことを特徴とする定位的放射線治療装置。
IPC (2件):
A61N 5/10 ,  G21K 5/08

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