特許
J-GLOBAL ID:200903074190786624

テレビカメラの遠隔制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061567
公開番号(公開出願番号):特開平6-276423
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 現在位置から目的位置への撮影位置の移動においてパン、チルト等の各ファンクションの移動を同時にスタートして同時に完了させるについて、画角による速度変動を画面移行速度の検出補正で抑えて操作を簡単にする。【構成】 テレビカメラ1の各ファンクションの駆動を行う駆動手段6〜9、特定の撮影位置での各ファンクションの位置情報を記憶するショット記憶手段12、映像の駆動速度を速度または時間によって設定する速度設定手段13、テレビカメラによる撮影像を記憶する画像記憶手段14、記憶画像の画像処理に基づいて静止した被写体の移行速度を演算する画面速度演算手段15、画面移行速度に応じて雲台の駆動速度を補正する速度補正手段16、現在位置から目的位置への移行に要する移行時間で同時に終了するように各ファンクションの移動速度を演算する速度演算手段17とを備えてなる。
請求項(抜粋):
テレビカメラのパン、チルト等の各ファンクションの駆動を行う各別の駆動手段を設け、特定の撮影位置での各ファンクションの位置情報を予め記憶するショット記憶手段を備え、該ショット記憶手段に記録された目的位置に現在の撮影位置から各ファンクションを同時にスタートして同時に終了するように前記各駆動手段の作動を駆動制御手段によって制御するテレビカメラの遠隔制御装置であって、前記ショット記憶手段に記憶された目的位置への駆動速度を速度もしくは時間によって設定する速度設定手段と、前記テレビカメラによる撮影像を記憶する画像記憶手段と、該画像記憶手段の信号を受け、画像処理に基づいて静止した被写体がテレビカメラの雲台の駆動に応じた撮影画面内での移行速度を演算する画面速度演算手段と、上記速度設定手段および画面速度演算手段の信号を受け、画面移行速度に応じて雲台の駆動速度を画面移行速度が大きいときには低速側に補正する速度補正手段と、前記ショット記憶手段に記憶された目的位置の位置情報と速度補正手段の信号を受け、現在位置から目的位置への移行に要する移行時間で各ファンクションの移行が同時に終了するように各ファンクションの移動速度をそれぞれ演算設定する速度演算手段とを備え、この速度演算手段による速度信号と前記ショット記憶手段による目的位置情報とが前記駆動制御手段に入力され、該駆動制御手段によって各ファンクションの駆動手段をそれぞれの速度で移動させる制御信号を出力することを特徴とするテレビカメラの遠隔制御装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭52-013086

前のページに戻る