特許
J-GLOBAL ID:200903074192087499

排水管の漏洩検査用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沢 國雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-072428
公開番号(公開出願番号):特開2005-017271
出願日: 2004年03月15日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】空気圧を利用した従来の排水管漏洩検査装置では、封止機能の強化のため封止装置をネジなどを使用した保持具で排水管に取り付けていた。このため排水管下側にスペースがない場所では保持具が邪魔となり使用できず、保持具で管を破損することもあった。【解決手段】封止装置を構成する円筒状の支持体3は、中空で側面に複数の開口13を有し、側面全周をゴム体4で被覆されている。ゴム体4の上には、ゴム体5が、ゴム体4の中央部分を除いた上下側面に被覆されている。ゴム体4と支持体3及びゴム体5とゴム体4の接触面は、その一部のみを接着剤を用いた接着面とする。封止装置を排水管内に挿入して空気注入管8から空気を送り込むと、噴出口19から噴出された空気は、ゴム体4、5を膨張させ管内面に圧接させて封止する。この構成によれば特別の保持具を使用せずに強い封止機能を持たせることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(イ)側面に複数の開口を有する円筒状支持体の側面全周を円筒状のゴム体で被覆して、上下端面に近い一部周面のみを接着し、さらにその外側をゴム体で部分的に被覆してなる円筒部であって、部分的に被覆されるゴム体は、その内側に被覆されたゴム体の中央部分を除いた上下端面に近い周面のみにそれぞれ円筒状に被覆され、部分的に被覆されたゴム体とその内側のゴム体との接触面は、それぞれ上下端面に近い一部周面のみを接着面とした円筒部と、 (ロ)円筒部の上側に固着され、その内周面全体で排水管の外壁を圧迫しうるよう締着具と開閉する扉とを備え、排水管に着脱自在の排水管取り付け部と、 (ハ)排水管取り付け部と円筒部を貫通し、一端には圧力計が取り付けられ、他端は開口する中空管と、 (ニ)排水管取り付け部から外方に伸びた管端には逆止弁を内蔵したホースが取り付けられ、円筒部内に挿入された管体には複数の噴出口が設けられている空気注入管と、 (ホ)円筒部内の空気を放出するために、排水管取り付け部の上部に設けられた開放ボタンと、 (ヘ)円筒部の下面に取り付けられ、円筒部内の空気圧が一定値以上になると空気を放出する空気弁と、 からなる排水管用検査装置。
IPC (3件):
G01M3/28 ,  E03C1/122 ,  G01M3/26
FI (4件):
G01M3/28 D ,  G01M3/28 P ,  E03C1/122 Z ,  G01M3/26 M
Fターム (8件):
2D061AA04 ,  2D061AB10 ,  2G067AA12 ,  2G067BB03 ,  2G067BB04 ,  2G067BB34 ,  2G067CC02 ,  2G067DD02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実用新案登録第3094192号公報

前のページに戻る