特許
J-GLOBAL ID:200903074194009606

内燃機関の吸気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098320
公開番号(公開出願番号):特開平5-296051
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】吸気制御弁を部分開状態にした場合に気筒に強力なスワールを発生することができ、燃焼性能の向上が可能な内燃機関の吸気制御装置を提供する。【構成】吸気制御弁25が部分開状態にある場合に、この弁体330の回動軌跡に沿って形成された開閉通路323の壁面のうち、下流側に向けて回動される弁体の他端330bと対向する壁面323bは、弁体との間で比較的大きな隙間Sを形成する。【作用】吸気制御弁が部分開状態にある場合に、弁体の片側の端部とこれに対向する壁面との間に形成された大きな隙間に吸気が集中して流れ、よって気筒に偏心した強力な吸気流れを導くことができ、強いスワールを形成する。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒に連通する複数の吸気通路に、それぞれこれら吸気通路を開閉する吸気制御弁を配置し、この吸気制御弁を内燃機関の運転状態に応じて開閉駆動するようにした内燃機関の吸気制御装置において、上記吸気制御弁は、上記吸気通路の上流側および下流側に連通する入口および出口を有するとともにこれら入口と出口を結ぶ開閉通路を形成したケ-スと、このケース内で回動し上記開閉通路を開閉する弁体と、上記弁体を回動駆動する開閉駆動手段とを有し、上記弁体が部分開き状態にある場合に、この弁体の回動軌跡に沿って形成された上記開閉通路の壁面のうち、上流側に向けて回動される弁体の一端と対向する壁面は、この弁体の一端との間で小さな隙間を確保し、下流側に向けて回動される弁体の他端と対向する壁面は、この弁体の他端との間で上記小隙間よりも大きな隙間を確保することを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。

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