特許
J-GLOBAL ID:200903074196378978
冷媒回路の冷媒漏洩検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-194080
公開番号(公開出願番号):特開2004-036985
出願日: 2002年07月03日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】安価で、かつ室温や冷媒の温度、負荷の変化などによる諸条件が変化したとしても正確な漏洩検出が可能な冷媒漏洩検出方法を提供する。【解決手段】圧縮機を運転して冷媒が循環し始めると、圧縮機の電流はほぼ一定で推移する。この状態で電磁弁を閉鎖すると、電磁弁以降の冷媒ガスの気圧は徐々に低くなってほぼ真空になる。これと同期して圧縮機の駆動電流も徐々に低下し、冷媒ガスの気圧がほぼ真空となった時に電流も一定となる。この駆動電流の減少率に着目し、電磁弁を閉じる直前と閉じてから一定時間後の圧縮機の駆動電流をそれぞれ検出し、同駆動電流の減少率が所定の基準減少率より小さい場合に冷媒回路から冷媒が漏洩していると判断する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、冷却器とを順次連結させ、冷媒として炭化水素系冷媒を充填してなる冷媒回路において、
前記冷媒回路の凝縮器と膨張弁との間に電磁弁を設ける一方、
前記圧縮機を駆動する圧縮機駆動部と、前記電磁弁を駆動する電磁弁駆動部と、前記圧縮機の駆動電流を検出する電流検出部と、同電流検出部から信号を入力し、前記圧縮機駆動部と前記電磁弁駆動部とに制御信号を出力する制御部を備え、
前記電磁弁を開放して前記圧縮機を運転し、前記圧縮機の駆動電流を検出した後、前記電磁弁を閉鎖して所定時間待機し、前記圧縮機の駆動電流を再度検出した後、前記圧縮機の運転を停止し、検出した2つの前記駆動電流から電流減少率を算出し、同電流減少率と予め定められた基準減少率とを比較し、前記電流減少率が前記基準減少率より小さい場合を冷媒漏洩であると判断してなることを特徴とする冷媒回路の冷媒漏洩検出方法。
IPC (1件):
FI (2件):
F25B49/02 520K
, F25B49/02 570Z
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