特許
J-GLOBAL ID:200903074202642216

火花点火式直噴エンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-053349
公開番号(公開出願番号):特開2003-254067
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 エンジン1の成層燃焼運転時に気筒内燃焼室6においてインジェクタ18に向かうタンブル流Tを生成し、このタンブル流Tに対し逆行するように燃料を噴射させて、気筒2の点火時期に点火プラグ16の電極近傍に可燃混合気を滞留させるようにしたものにおいて、その滞留時間を長くして点火時期制御の自由度を向上させる。【解決手段】 気筒2にペントルーフ型の燃焼室6を設け、該燃焼室6の吸気側傾斜面21の上端部を吸気ポート開口10aと排気ポート開口11aとの中央よりも排気側寄りに位置付け、該上端部から下方へ延びる縦壁面24を設け、排気側傾斜面22の上端部を縦壁面24の下端部に連続させて、天井部20に段差部23を形成する。圧縮行程後期において天井部20に沿って排気側へ流れるタンブル流Tを段差部23の縦壁面24に衝突させて弱める。
請求項(抜粋):
気筒の燃焼室をペントルーフ型とし、該燃焼室の天井壁周縁部に燃料噴射弁を設け、該天井壁の略中央部に点火プラグを配置し、成層燃焼運転時にピストンの冠面に沿うように排気側から吸気側へ流れるタンブル流を生成し、前記燃料噴射弁により該タンブル流に対向するように燃料を噴射させて、気筒の点火時点で点火プラグの電極周りに可燃混合気を成層化させるようにした火花点火式直噴エンジンの燃焼室構造において、前記燃焼室の天井壁は、吸気ポートが開口する吸気側傾斜面と、排気ポートが開口する排気側傾斜面とを有し、前記天井壁の吸気側傾斜面と排気側傾斜面との境界には、排気側傾斜面の上端部が吸気側傾斜面の上端部よりも下方に位置するように段差部が形成されていることを特徴とする火花点火式直噴エンジンの燃焼室構造。
IPC (4件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02B 31/00 301 ,  F02F 1/24
FI (4件):
F02B 23/10 D ,  F02B 17/00 B ,  F02B 31/00 301 A ,  F02F 1/24 D
Fターム (12件):
3G023AA01 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD03 ,  3G023AD06 ,  3G023AD09 ,  3G023AG01 ,  3G024AA02 ,  3G024AA04 ,  3G024DA01 ,  3G024DA06 ,  3G024DA10

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