特許
J-GLOBAL ID:200903074202971813

自動管替装置におけるドッフィングバーの中間位置規制解除方法及び中間位置規制解除装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117131
公開番号(公開出願番号):特開平7-324230
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 ドッフィングバーを中間位置から次の配置位置へほぼ最短経路を通って移動させてその移動時間の短縮を図るとともに、ドッフィングバーの移動動作を円滑とする。【構成】 管替装置を構成するパンタグラフ機構11は、エアシリンダ20の圧力によりリング22がその移動軌跡内に配置されたストッパ28に圧接する状態で中間位置に停止される。この中間位置規制の解除時には、まず制御コンピュータCによりソレノイドSOL1,SOL2が共に消磁されて切換弁36が後退位置から中立位置に切り換えられる。すると、エアシリンダ20の二室にエア圧が供給されて二室の圧力差が減少し、リング22からストッパ28に働いていた圧接力がリング22とストッパ28が係合したまま緩和される。この状態からストッパ28が退避された後、切換弁36が後退位置に戻される。リング22からストッパ28に働く圧接力の緩和の度合は減圧弁37により適宜に設定される。
請求項(抜粋):
ドッフィングバーを昇降動させるパンタグラフ機構全体を紡機機台に接近する閉位置と離間する開位置とに動力伝達機構を介して移動させるシリンダを備え、前記動力伝達機構の所定位置に設けられた係合部材の移動軌跡内に中間位置規制手段のストッパを突入して前記係合部材を前記ストッパに圧接させることにより前記パンタグラフ機構全体を前記ドッフィングバーが中間受台と対応する中間位置に停止させるようにした自動管替装置において、前記ストッパによる中間位置規制を解除する際に、前記シリンダへの作動流体圧を変化させてそのピストンにより隔てられた二室の圧力差を減少もしくは解消させることにより、該ピストンに働く力を中間位置規制時の位置でほぼ均衡もしくは係合部材がストッパを僅かに圧接する状態とし、その状態から前記ストッパを前記係合部材の移動軌跡内から退避させ、該ストッパの退避後にシリンダの圧力を中間位置規制時の状態に戻す自動管替装置におけるドッフィングバーの中間位置規制解除方法。
IPC (2件):
D01H 9/04 ,  B65H 67/04

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