特許
J-GLOBAL ID:200903074203264894

建設機械の缶組構造物の板継ぎ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-146828
公開番号(公開出願番号):特開2001-323496
出願日: 2000年05月18日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 前後に位置する缶組単位構造物を構成する水平板を溶接手段により板継ぎするに当って、当て板を用いる必要をなくし、もってその溶接作業を容易に行えるようにする。【解決手段】 単位構造物30と単位構造物31とのうち、単位構造物31側の水平板36における単位構造物30の水平板32への接合面は、両側の張り出し部36aの間の部分が凹状の切り欠き部40となり、水平板36の単位構造物30における水平板36との接合面は、両張り出し部36a,36aの位置では鉛直面36V,36V、その間の位置では上端側から下端側に向けて斜め前方に傾斜するテーパ面36Tとなり、テーパ面32T,36Tによる開先角度と間隔Dとにより区画形成されるグルーブ41が形成されるが、このグルーブ41は、両テーパ面32T,36Tと、テーパ面36Tから鉛直面36Vへの移行部を構成する壁面と裏板42とにより、有底であり、かつ両端が閉塞した溝となる。
請求項(抜粋):
上面及び下面を構成する水平板と、これら両水平板の両側部近傍に溶接手段により接合・固着した左右の両側部を構成する縦板とを備えた複数の単位構造物を溶接手段により継ぎ合わせるようにして連結した缶組構造物において、前後の単位構造物における溶接手段で継ぎ合わされる両水平板のうちの一方側の水平板には、その両縦板間の位置に相手方に向けて所定の長さだけ突出する裏板を固着して設け、また両水平板のいずれか一方の端面には、前記両縦板の接合部間の位置に切り欠き部を形成すると共に、この切り欠き形成部の両側は相手方の水平板への接合面となし、前後の単位構造物を接合させた時に、相対向する水平板の端面間には、前記切り欠き形成部と前記裏板とによって、有底で、両端が閉塞した溶着金属が導入されるグルーブを形成する構成としたことを特徴とする建設機械の缶組構造物の板継ぎ構造。
IPC (2件):
E02F 3/38 ,  B23K 9/00 501
FI (2件):
E02F 3/38 A ,  B23K 9/00 501 C
Fターム (1件):
4E081YC10

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