特許
J-GLOBAL ID:200903074204019036
画像処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311841
公開番号(公開出願番号):特開平10-155089
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 画像の鮮鋭度を維持しつつ、階調値の補間を行うことができる画像処理装置を提供する。【解決手段】 撮像部51によって読み取られた画像データはLUT54による階調値変換を経た後、画像処理装置100に転送され、階調値補間処理が施される。階調値補間処理は、フィルタリング処理によって行われ、まず、局所画素群の階調が拡張された後、注目画素の階調値と周辺画素の階調値の平均値との差がしきい値と比較される。このしきい値は、しきい値決定手段24が階調拡張の程度に応じて決定する。比較の結果、階調値の差がしきい値未満であることが判明した場合には、画素置換処理手段26が注目画素の階調値を周辺画素の階調値の平均値に置換する。そして、その後、元の階調に戻す階調圧縮処理が行われる。
請求項(抜粋):
第1の階調を有する画像の階調補間を行う画像処理装置であって、(a) 前記第1の階調の画像を前記第1の階調よりも大きい第2の階調に拡張する階調拡張手段と、(b) 前記第2の階調に拡張された画像上の注目画素の周辺画素階調値の平均値を算出する周辺画素平均値算出手段と、(c) 前記第1の階調と前記第2の階調との階調比に応じてしきい値を決定するしきい値決定手段と、(d) 前記第2の階調に拡張された画像上の前記注目画素の階調値と前記平均値との階調値差を前記しきい値と比較する比較手段と、(e) 前記比較の結果、前記階調値差が前記しきい値未満であることが判明した場合には、前記注目画素の階調値を前記平均値に置換する置換手段と、(f) 前記置換手段による置換後の画像を前記第1の階調に圧縮する階調圧縮手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N 1/40 101 E
, G06F 15/68 310 J
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-292057
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特開昭60-236580
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特開平3-032160
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