特許

J-GLOBAL ID：200903074206685831

インクジェットヘッド

発明者： 田中 慎二
出願人/特許権者： 株式会社リコー
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-308185
公開番号（公開出願番号）：特開2001-121691
出願日： 1999年10月29日
公開日（公表日）： 2001年05月08日
要約：

【要約】【課題】 ノズル孔の高集積化を実現したインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 ノズル流路板11の上面側に、多数枚の上層隔壁12を所定ピッチpで設け、その上に振動板13を設けることにより、上層液室14を多数形成する。ノズル流路板11の下面側に下層隔壁22を上記ピッチpで設け、その下に振動板23を設けることにより、下層液室24を多数形成する。この場合、下層隔壁は、上層隔壁に対し上記ピッチpの1/2だけ位相をずらして設ける。ノズル流路板により、各液室に個別に連通するインク流路を形成し、これらをヘッド前端面まで延設するとともに、インク流路の前端部であるインク吐出口を横一列に、かつ上記ピッチpの1/2のピッチで配列する。ノズル孔31aをインク吐出口に対応して形成したノズル板31を、上記ヘッド前端面に取り付ける。

請求項（抜粋）：

複数のノズル孔と、各ノズル孔に対応して個別に形成されて該ノズル孔に連通する液室と、各液室に連通する共通液室と、これら液室と共通液室との間に設けられた流体抵抗と、各液室の少なくとも一面を形成する複数の振動板と、各振動板を変形させる複数の駆動力発生素子とを備え、かつ積層構造を有するインクジェットヘッドにおいて、複数の液室を配列してなる液室列が上下2層に、かつ互いに位相をずらして配置され、しかも、それぞれの液室に個別に連通するノズル孔が、全体として一つのノズル列を形成していることを特徴とするインクジェットヘッド。

IPC (2件)：

B41J 2/045 ,  B41J 2/055

Fターム (5件)：

2C057AF40 ,  2C057AG12 ,  2C057AG47 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14