特許
J-GLOBAL ID:200903074210276598

部品整送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320858
公開番号(公開出願番号):特開平10-147422
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 本体が角柱状で厚さ方向に非対称な位置から長さ方向の両側へ延びるほぼ同様な長さの複数の脚を有する対称性の高い微小な部品について、表裏の向きと前後の向きとを整えて移送し得る部品整送装置を提供すること。【解決手段】 選別ユニット60Aでは、選別トラック54の底面に接して移送される表向きの部品Tと、底面から浮き上がって移送される裏向きの部品Tとが選別され、選別されて残る表向きの部品Tは、前後選別部71Aにおいて隣接する2本の光ファイバーセンサ72a、72bによって、同一側にあるリードLd、Lsが同時に検知される後向きの部品Tが選別排除され、リ光ファイバーセンサ72a、72bがリードLd、Lsを同時に検知することのない前向きの部品Tはそのまま移送され、排出シュート91の下流端からは表向きで、所定の移送の向きにある部品Tのみが排出される。
請求項(抜粋):
本体がほぼ角柱状であり、本体の厚さ方向に非対称な位置から移送方向となる本体の長さ方向の両側方へほぼ同程度の長さで非対称の本数または非対称の形状の脚を有する部品について、その表裏の向きと前後の向きとを整えて移送するための捩り振動パーツフィーダからなる部品整送装置において、前記捩り振動パーツフィーダのボウルの外周縁部に沿い前記ボウルの径外方へ向かって若干下向き傾斜に設けられた平面部に、移送方向を向く前記部品を単列で移送する幅とした溝状の選別トラックが形成されて、その深さは、表向きの前記部品が前記両側方へ延びる脚を前記選別トラックの外周側と内周側との前記平面部に近接させて前記本体を前記選別トラックの移送面に当接し移送され、裏向きの前記部品が前記両側方へ延びる脚を前記選別トラックの外周側と内周側との前記平面部に当接させて前記本体を前記選別トラックの移送面から浮かせて移送されるように設定されており、かつ前記選別トラックに、前記部品の表裏の向きを選別する表裏選別部と、前記部品の前後の向きを選別する前後選別部とからなる選別ユニットが設けられ、前記表裏選別部においては、前記選別トラックはその幅を狭めて内周部分が内周側の前記平面部と共に欠落され、かつそれによって前記裏向きの部品が前記本体の内周側を前記選別トラックの移送面へ落とすと共に跳ね上げられる外周側の前記脚の移送を妨げて排除するための障害部材が設けられるか、または前記跳ね上げられる外周側の前記脚を検知する表裏選別用光センサと、該表裏選別用光センサが前記裏向きの部品を検知した時に該裏向きの部品を排除するための表裏選別用空気噴出手段とが設けられており、更には、前記前後選別部においては、前記選別トラックを移送される前記表向きの部品の片側となっている一側方の前記脚または他の側方の前記脚を区別して前記部品の前後の向きを検知し得る前後選別用光センサと、該前後選別用光センサが前記後向きの部品を検知した時に該後向きの部品を排除するための前後選別用空気噴出手段とが設けられており、前記ボウル内から移送されてくる前記部品のうち、前記裏向きの部品が前記表裏選別部において排除され、前記後向きの部品が前記前後選別部において排除されることにより、前記選別トラックの下流端からは表裏と前後とが所定の向きにある前記部品のみが排出されることを特徴とする部品整送装置。
IPC (2件):
B65G 47/14 101 ,  B65G 27/02
FI (2件):
B65G 47/14 101 B ,  B65G 27/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-243722
  • 特開昭55-151420
  • 特開平1-122820

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