特許

J-GLOBAL ID：200903074213959742

キャスト塗被紙及びその製造方法

発明者： 宮脇 正一 ,  佐藤 友治 ,  南里 泰徳
出願人/特許権者： 日本製紙株式会社
代理人 (1件)： 社本 一夫 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-329623
公開番号（公開出願番号）：特開平10-168789
出願日： 1996年12月10日
公開日（公表日）： 1998年06月23日
要約：

【要約】【課題】 キャストドラムからの離型性に優れ、長時間の連続操業が可能であり、インキ乾燥性、印刷後光沢度等の品質の良好なキャスト塗被紙を提供することにある。【解決手段】 再湿潤法における再湿潤液又は凝固法における凝固液中にポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有させ且つ、前記各方法により再湿潤又は凝固された塗被層を、表面に飽和脂肪酸及び/又はその金属塩を塗布した鏡面ドラムに圧接して鏡面仕上げするキャスト塗被紙の製造方法において、原紙に塗被する塗被液中にブタジエン含有量が50〜65%の範囲内にあるスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックスを使用することを特徴とするキャスト塗被紙の製造方法。

請求項（抜粋）：

再湿潤法における再湿潤液又は凝固法における凝固液中にポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有させ且つ、前記各方法により再湿潤又は凝固された塗被層を、表面に炭素数11〜17の飽和脂肪酸及び/又はその金属塩を塗布した鏡面ドラムに圧接して鏡面仕上げするキャスト塗被紙の製造方法において、原紙に塗被する塗被液中にブタジエン含有量が50〜65%の範囲にあるスチレン・ブタジエン系共重合体ラテックス含有することを特徴とするキャスト塗被紙の製造方法。