特許
J-GLOBAL ID:200903074219986237

初期二次曲面決定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-200023
公開番号(公開出願番号):特開平5-018736
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 初期円筒決定のための特別な測定が不要で、測定当初から多点測定を行うことができ、測定工数を大幅に削減することを可能にする。【構成】 被測定円柱1上の多点測定による測定データから所定の条件に適合する5〜6点の測定データx及びプローブ半径pr を選択する。これらのデータから円柱の中心軸上の単位ベクトルvと座標原点Oから前記中心軸に下ろした垂線の足ベクトルaと円筒の半径rとを未知数として含む5〜6個の円筒方程式を求める。これらの円筒方程式を適宜加減乗除することにより半径rの項を順次消去して単位ベクトルv及び垂線の足ベクトルaのみを未知数項とする4元連立方程式を生成する。この連立方程式に単位ベクトルvに関する拘束条件を与えて前記連立方程式を例えばニュートン法によって解き、得られた前記連立方程式の解から前記円筒方程式の未知数a,v,rを求める。
請求項(抜粋):
決定すべき二次曲面上でランダムにサンプリングされたn(n≧5)の測定データから少なくとも前記二次曲面の中心軸上の単位ベクトルと座標原点から前記中心軸に下ろした垂線の足ベクトルとを未知数として含むn個の二次曲面方程式を求めるステップと、前記n個の二次曲面方程式を相互に加減乗除することにより項を順次消去して前記中心軸上の単位ベクトル及び前記垂線の足ベクトルのみを未知数項とするm元(m≧4)連立方程式を生成するステップと、前記連立方程式に前記単位ベクトルに関する拘束条件を与えて前記連立方程式を解くステップと、得られた前記連立方程式の解から前記二次曲面方程式の未知数を求めるステップとを有することを特徴とする初期二次曲面決定方式。

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