特許
J-GLOBAL ID:200903074220380830

プロピレン系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高畑 靖世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113531
公開番号(公開出願番号):特開平10-287706
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 高立体規則性を維持したプロピレン系重合体を製造するに際し、添加するアルミノキサン量を低減し、プロピレン系重合体を廉価で、かつ効率的に製造する方法を提供する。【解決手段】 ペンタジエニル系遷移金属キレート(1)と、アルミノキサン(2)又は(3)と、炭素数が3〜12の炭化水素基を有する有機アルミニウム化合物(4)とからなる触媒を用いて、プロピレンを重合する。【化1】(但し、R5は炭素数3から12の炭化水素基を示し、X3はハロゲン原子又は水素を示す。)
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(但し、Mはチタン、ジルコニウム、又はハフニウム;Yは炭素、ケイ素、ゲルマニウム、又は錫を示す。R<SP>1</SP><SB>n</SB>C<SB>5</SB>H<SB>4-n<HAN>、</SB></HAN>R<SP>1</SP><SB>m</SB>C<SB>5</SB>H<SB>4-m</SB>は置換シクロペンタジエニル基を示し、各R<SP>1</SP>は互いに同一でも異なっていてもよく、トリアルキルシリル基又は炭化水素基を示す。n、mは2又は3の整数である。但し、n又はmが2の時は、R<SP>1</SP>の位置は2、4位であり、n又はmが3の時は、R<SP>1</SP>の位置は2、3、5位にあるものとする。各R<SP>2</SP>は互いに同一でも異なってもよく、水素又は炭化水素を示し、二つのR<SP>2</SP>が環構造を形成していてもよい。X<SP>1</SP>、X<SP>2</SP>は同一でも異なっていてもよく、水素、ハロゲン、又は炭化水素基を示す。)で表される遷移金属化合物と、一般式(2)【化2】又は一般式(3)【化3】(但し、p、qは4〜30の整数で、R<SP>3</SP>、R<SP>4</SP>は炭素数1〜12の炭化水素基を示す。)で表されるアルミノキサンと、及び一般式(4)【化4】R<SP>5</SP><SB>r</SB>AlX<SP>3</SP><SB>3-r</SB> (4)(但し、R<SP>5</SP>は炭素数3から12の炭化水素基を示し、X<SP>3</SP>はハロゲン原子又は水素を示す。)で表される有機アルミニウム化合物とを有効成分とする触媒の存在下で、プロピレンを重合させ、又はプロピレンとオレフィンとを共重合させることを特徴とするプロピレン系重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/06

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