特許
J-GLOBAL ID:200903074224041917
治療用放射線供給システムの標準化及び較正化
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三枝 英二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-525072
公開番号(公開出願番号):特表平10-510195
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】本発明は放射線ビーム治療供給システムの標準化及び放射線線量の較正方法に関する。規定治療プランは較正された既存治療プランのデータベース(66)と比較される。合致したプランがある場合は、既存プランに従って、適切な較正要因が供給システムのモニター(32、36、42)に割り当てられる。供給システム作動の変動は、患者治療の前になされる基準関連較正によって確立された全供給システムモニターの独立した訂正によって訂正される。本発明の利点は複数供給システム(18)を含む陽子治療設備に対して特に有意義である。本発明は、規定治療が最初の治療プランに従ってステーション(18)で正確になされるばかりでなく、使用可能な種々の供給ステーション(18)でも正確になされることを可能にすることである。
請求項(抜粋):
陽子放射線で患者を治療するために用いられる陽子ビーム供給システムの調整方法であって、 (a) 準ビーム形態を有する陽子放射線ビームを出射するために第1ビーム供給システムを用いる工程と、 (b) 前記基準形態のビームによって供給される放射線線量を検出する工程と、 (c) 特定の治療プラン用に設定されたビーム形態を有する陽子放射線ビームを出射するために前記第1ビーム供給システムを用いる工程と、 (d) 前記特定治療プラン用に設定されたビームによって供給される放射線を検出し、該検出した放射線に対応した信号を発生する工程と、 (e) 少なくとも1つ治療用較正要因を作成するために、前記工程(d)で検出された信号と較正された放射線線量検出データとを比較する工程と、 (f) 前記治療プラン用較正要因を用いて較正され、前記患者に対する特定治療プラン用に設定された陽子放射線ビームを出射する工程と、 (g) 前記(a)〜(f)の工程の後に、前記基準ビーム形態を有する他の陽子放射線ビームを出射するために第2ビーム供給システムを用いる工程と、 (h) 基準ビーム形態を有する後者の陽子放射線ビームによって供給される放射線線量を検出する工程と、 (i) 少なくとも1つの標準化要因を作成するために、前記工程(h)で検出された信号と前記工程(b)で検出された信号とを比較する工程と、 (j) 前記標準化要因を用いることによって前記患者に対する特定治療プラン用に設定された標準化された陽子放射線ビームを出射するために、前記第2ビーム供給システムを用いる工程とを備えたことを特徴とする陽子ビーム供給システムの調整方法。
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