特許
J-GLOBAL ID:200903074227574185

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173880
公開番号(公開出願番号):特開平5-338470
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 アクセルOFF状態時におけるダウンシフトの変速時間を短縮するために行われるスロットル開き制御が、ダウンシフトが実際に行われる時だけ実行されるようにする。【構成】 ステップSB6において、スロットル弁開度変更タイミング時間T2として自動変速機の変速段を切り換える変速出力が為されてからスロットル弁の開き制御を開始するまでの遅れ時間が設定されるようにするとともに、実際に変速出力が為されてフラグF2が「1」となり、ステップSB2の判断がYESとなった後の経過時間をタイマTbにより計測し、タイマTbの計時内容がタイミング時間T2を経過した時にステップSB10においてスロットル弁の開き制御を開始する。
請求項(抜粋):
油圧制御回路が切り換えられて複数の摩擦係合装置の係合状態が変更されることにより複数の変速段が成立させられる自動変速機と、該自動変速機の変速段を変更するために前記油圧制御回路を切り換える変速出力手段と、アクセルが略OFF状態で前記自動変速機がエンジンブレーキの作用する低速段へダウンシフトされる際にエンジン出力を増大させるエンジン出力増大手段とを備えた自動変速機の変速制御装置において、前記ダウンシフトに際して、前記変速出力手段による前記油圧制御回路の切換時間との関係で予め定められた計測開始時点からの経過時間を計測するタイマと、前記ダウンシフトの際に解放される高速段側の摩擦係合装置に滑りが生じ始めた後該ダウンシフトの際に係合させられる低速段側の摩擦係合装置が完全係合させられるまでの間にエンジン回転速度が上昇するように、前記計測開始時点を基準として予め定められたエンジン出力の増大制御開始時間を、前記タイマの計測時間が経過し、且つ前記変速出力手段により前記油圧制御回路が切り換えられた後に、前記エンジン出力増大手段によるエンジン出力の増大制御を開始させるタイミング制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/04 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/04 ,  F16H 61/08

前のページに戻る