特許
J-GLOBAL ID:200903074240973820

スペクトラム拡散通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348270
公開番号(公開出願番号):特開平6-204969
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 伝送路を有効に利用する。【構成】 送信側において情報をデータバッファ31に蓄え、Nビットごとの誤り検出可能なデータブロックとして変調部13、拡散変調部14を経てスペクトラム拡散信号として伝送路17に供給する。受信側において受信したスペクトラム拡散信号を拡散復調部19で復調し、更に情報復調部24で復調し、誤りを検出するとそのことを受信側制御部33、帰環伝送路34を通じて送信側に送信し、送信側においてはその誤った時のブロックに対応するデータを再送する。又受信側において一定時間中における誤りの発生数を計数し、つまり誤り率を求め、誤り率が高い場合はこれに応じて受信側の拡散符号の符号長を長いものにするとともに、これと対応して情報速度も遅くし、その選択した符号長と情報速度を示す信号を送信側に送って同一の符号長の拡散符号と情報速度を設定する。逆に伝送の状況が良くなると、これに応じた信号を送信側に伝送しデータバッファ31の読み出し伝送速度を速くして拡散率を下げ、情報伝送速度が上がることにより伝送効率が上がる。
請求項(抜粋):
送信側で情報信号を拡散符号によりスペクトラム拡散して送信し、受信側で受信スペクトラム拡散信号を上記拡散符号と同一の拡散符号で逆拡散して上記情報信号を得るスペクトラム拡散通信方法において、上記受信側で伝送路の伝送状況を検出し、その検出した伝送状況が悪いほど上記送信側及び受信側の各拡散率を大きくするように変更することを特徴とするスペクトラム拡散通信方法。

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