特許
J-GLOBAL ID:200903074244057577

ハロゲン化銀写真感光材料及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271791
公開番号(公開出願番号):特開平5-088292
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】赤外半導体レーザー光源による走査露光での露光温度依存性が改善され、簡易迅速処理に適し、保存時の感度変動が小さい高塩化銀ハロゲン化銀カラー感光材料を提供する。【構成】塩化銀含有率95モル%以上の高塩化銀乳剤粒子を含有する感光層を少なくとも一層、支持体上に有するハロゲン化銀写真感光材料の感光層に、塩基性核に、チオエーテル基をもつ赤外分光増感メチン色素とカルコゲナゾリウム塩を含有せしめる。
請求項(抜粋):
塩化銀含有率95モル%以上の高塩化銀乳剤粒子を含有する感光層を少なくとも一層支持体上に有し、その少なくとも一つの感光層が下記一般式(A)で示される分光増感色素の少なくとも1種により分光増感され、かつ下記一般式(Ia)、(Ib)、(Ic)および(Id)で表わされる化合物の少なくとも一つを含有していることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】【化2】一般式(A)中、Eは助色団を表し、Lは複数のメチン基(置換基をもっていてもよい)からなるメチン結合を表す。Z1 は5または6員の含窒素複素環を形成するのに必要な原子群を表わす。但しZ1 は-SR2によって置換されており、更に他の置換基で置換されていてもよい。R1 はアルキル基を表す。R2 はアルキル基、アリール基または複素環基を表わす。L1 およびL2 はメチン基を表わす。n1 は0または1を表わす。n2 は1以上の整数を表す。M1 は電荷中和対イオンを表わし、m1 は分子中の電荷を中和させるために必要な0以上の数である。一般式(Ia)、(Ib)、(Ic)、および(Id)中、Z11は5員環または6員環の含窒素複素環を完成するに必要な非金属原子群を表す。Z12及びZ13は芳香族環を完成するに必要な原子群を表す。R11は水素原子、アルキル基、またはアルケニル基を表す。R12は水素原子、または低級アルキル基を表す。R13はアルキル基またはアルケニル基を表す。R15は置換もしくは無置換のアルキル基またはアルケニル基を表す。R14及びR16は水素原子、アルキル基、またはアリール基を表す。R17およびR18は同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、置換されていてもよいアミノカルボニル基、ホルミル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、またはアリールオキシカルボニル基を表わす。X11およびX12は酸アニオンを表す。Gは酸素原子、硫黄原子、セレン原子またはテルル原子を表す。K+nは、オニウムイオン、IA族またはIIA族元素のイオンおよびIIB族、VII B族、IVA族または、VA族の金属イオンから成る群から選択された原子価nの陽イオンを表す。rは1または2を表し、化合物が分子内塩を形成するときはrは1である。qは1または2を表わし、M+2/qは2/q価の陽イオンを表わす。
IPC (6件):
G03C 1/12 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/09 ,  G03C 5/08 ,  G03C 7/32 ,  G03C 7/392

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