特許
J-GLOBAL ID:200903074253383746
音響エコーキャンセラ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-213754
公開番号(公開出願番号):特開平7-066756
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】音声会議装置、TV会議装置で発生する音響エコーを抑制することを目的とする。【構成】適応デジタルフィルタを有する擬似エコー信号生成手段11と、残差エコーを算出するための減算手段12と、遠端側から伝送された送話信号特定帯域信号を除去する帯域除去フィルタ14と、近端側の音声を含む音響エコー信号の特定の帯域の信号を抽出するための帯域通過フィルタ15と、ダブルトーク状態検出手段16とから構成され、音響エコー信号の特定帯域信号の電力を算出し、電力の変化に応じてダブルトーク状態を検出するためにダブルトーク状態検出直後であってもタップ係数更新手段の誤動作による特性の劣化や、不快なノイズ発生の問題を生じない。
請求項(抜粋):
受話信号入力端子と、受話信号出力端子と、送話信号入力端子と、送話信号出力端子と、前記受話信号出力端子から反響経路を介して前記送話信号入力端子に廻り込む受話信号のエコー成分を含む送話信号から複数個のタップを有する適応デジタルフィルタを有する擬似エコー信号生成手段から生成される擬似エコー成分を差分して残差エコーを求める減算回路と、前記タップ係数を送話信号および残差信号に応じて残差信号を零に収束させるためにタップ係数を変化させるためのタップ係数更新手段と、受話信号の特定の帯域の信号を除去するための帯域除去フィルタと、音響エコー信号の特定の帯域の信号を抽出するための帯域通過フィルタと、音響エコー信号の特定の帯域の信号の電力を算出し、電力の変化に応じてダブルトーク状態を検出するためのダブルトーク状態検出手段とから構成され、前記ダブルトーク状態検出手段によってダブルトーク状態が検出されたときには前記タップ係数更新手段の更新処理を停止させることを特徴とする音響エコーキャンセラ。
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