特許
J-GLOBAL ID:200903074254812489

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269208
公開番号(公開出願番号):特開2000-097959
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 小型化、高精度化が可能で、しかも大きな出力を得られる構造を実現する。【解決手段】 回転する内輪6の端部に固定した、断面L字形で円環状のトーンホイール33に、1対の回転側櫛歯状端縁部38a、38bを設ける。センサ34を構成する永久磁石39の端面に凹凸部48を、同じくステータ40に静止側櫛歯状端縁部47を、それぞれ上記回転側櫛歯状端縁部38a、38bと等ピッチで設ける。上記内輪6の回転に伴って、磁束の流れを2個所で、しかも全周に亙って変化させる。
請求項(抜粋):
回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記回転側周面と対向する静止側周面に静止側軌道を有し、使用時にも回転しない静止輪と、上記回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪と同心に固定された円環状のトーンホイールと、上記静止輪に支持されてこのトーンホイールと対向する円環状のセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記トーンホイールは、磁性材製で、円筒部と、この円筒部の軸方向一端縁から直径方向に折れ曲がった円輪部と、これら円筒部と円輪部とを連続させる連続部とを備え、これら円筒部及び円輪部の一部でこの連続部から離隔した部分にそれぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に且つ等ピッチで設ける事により、それぞれ回転側櫛歯状端縁部を形成したものであり、上記センサは、上記回転輪及びトーンホイールと同心に配置した、全周に亙って一方向に着磁された円環状の永久磁石と、この永久磁石の着磁方向一端面と磁気的に導通させた状態で、この永久磁石の着磁方向に対し直列に組み合わせた磁性材製で円環状のステータと、このステータに添設してこのステータ内を流れる磁束の変化に対応して電圧を惹起させる円環状のコイルとを備え、このうちのステータの一部で上記永久磁石との連続部と逆側の端部に、それぞれ複数ずつの突出部及び切り欠きを、円周方向に亙り交互に且つ等ピッチで設ける事により、上記回転側櫛歯状端縁部と等ピッチの静止側櫛歯状端縁部を形成し、上記永久磁石の着磁方向他端面に、これら回転側、静止側両櫛歯状端縁部と等ピッチで歯車状の凹凸部を形成したものであり、この凹凸部を構成する複数の凸部が何れかの回転側櫛歯状端縁部を構成する複数の突出部に対向する瞬間に、上記静止側櫛歯状端縁部を構成する複数の突出部が他の回転側櫛歯状端縁部を構成する複数の突出部に対向する事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
G01P 3/488 ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
FI (4件):
G01P 3/488 J ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
Fターム (9件):
3J101AA03 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA65 ,  3J101FA41 ,  3J101FA60 ,  3J101GA03

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