特許
J-GLOBAL ID:200903074255563032
オーバーレイネットワークにおける通信経路決定方法および通信経路決定システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡邉 昌幸
, 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-043322
公開番号(公開出願番号):特開2007-227997
出願日: 2006年02月21日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】常に中継ノード候補数を一定数以下に抑えておき、実際の中継ノード選択行為を通じて高品質な経路を提供可能な中継ノードが選択される確率が高くなるようにする。【解決手段】オーバーレイネットワークに属する各ノードは、自ノードから着信先ノードへの通信品質を測定しておき、その一方で中継候補ノードから着信先ノードへの通信品質測定結果を該中継候補ノードから取得する。両者の通信品質を比較し、前者の方がよい場合には中継ノードは用いずに着信先ノードへ直接転送する経路を自ノードから着信先ノードへの通信経路とし、後者がよい場合には、最も高品質を提供する中継ノードを中継ノードとする通信経路とする。次回の中継ノード候補選択時には、過去に中継ノードとして選択された頻度が高いノードが選択される確率を大きくしておく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
IPネットワークに接続するN個のオーバーレイノードによって構成される論理網であるオーバーレイネットワークの、発信元ノードから着信先ノードへの通信経路を決定する通信経路決定方法において、
上記オーバーレイネットワークに属する各ノードi(i=1〜N)は、自ノードを発信元とし他のノードj(iを除く全て)を着信先ノードjとして、発信元ノードiと着信先ノードjの間の通信品質を測定し、
また、上記各ノードiは、N個のノードの中からM個のノードを中継ノード候補として選択し、該中継候補ノードkから着信先ノードjの間の通信品質測定結果を該中継候補ノードから取得し、
該各ノードiは、自ノードiと着信先ノードjの間の通信品質と、自ノードiから中継候補ノードkを経由して着信先ノードjに到達するときの通信品質を比較し、前者の方がよい品質を与える場合には、中継ノードは用いることなく、着信先ノードjへ直接転送する経路を自ノードiから着信先ノードjへの通信経路とし、後者の方がよい品質を与える場合には、その中でも最も高品質を提供するノードk*を中継ノードとし、通信経路を自ノード→中継ノードk*→着信先ノードjと決定し、
次回の中継ノード候補選択時には、過去に中継ノードとして選択された頻度が高いノードが選択される確率を大きくしておくことを特徴とするオーバーレイネットワークにおける通信経路決定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
5K030HA08
, 5K030LB05
, 5K030LB17
, 5K030MA04
, 5K030MB01
, 5K030MC01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
オーバーレイネットワークによるQoSルーチング制御に関する評価
-
オーバーレイQoS制御におけるパス選択の評価
-
オーバーレイルーチングの効率化に関する評価
-
迂回経路候補数に制限がある場合のQoSオーバーレイ経路選択アルゴリズムとその評価
全件表示
前のページに戻る