特許
J-GLOBAL ID:200903074258697404
コンピュータ支援による動き推定又は動き補償のための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-524121
公開番号(公開出願番号):特表2001-504619
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】オリジナル原画像(OB)及び基準画像(RB)において、それぞれ少なくとも1つの画像オブジェクト(BO)の形態ないし形状が考慮されるようにした動き推定又は動き補償のための方法が提案される。オブジェクトエッジ(OK)に対して当該のオブジェクトエッジ(OK)のエッジ長ないし辺長が求められ、基準画像(RB)にて少なくとも1つの探索位置が求められる。エッジ長(L)のオブジェクトエッジ(OK)の一部分が求められ、ここで、探索位置は基準画像(RB)におけるオブジェクトエッジ(OK)の当該の一部分上に位置する。相対的な配向(Δα)が求められ、該相対的な配向(Δα)により、基準画像(RB)における1つの画像ブロックのオブジェクトエッジ(OK)とオリジナル原画像(OBB)における1つの画像ブロックのオブジェクトエッジ(OK)との相異なる配向が表現、記述され、表わされる。オリジナル原画像ブロック(OBB)は、相対的配向(Δα)だけ回転せしめられて当該の画像ブロックへ写像変換される。前記写像変換は、次のようにして行われる、即ち、基準画像(RB)における画像ブロックの画像点、画素(BP)のコーディング情報が、1つの可能な基準画像ブロック(RBB)の画像点、画素(BP)のコーディング情報に写像変換されるように当該写像変換は行なわれるようにしたのである。
請求項(抜粋):
デジタル化された基準画像の使用下でのデジタル化されたオリジナル原画像におけるコンピュータ支援による動き推定又は動き補償のための方法であって、当該のデジタル化された画像は、それぞれ、任意の数の画像点、画素(BP)を有する画像ブロック(BB)を含むようにした当該の方法において、-オリジナル原画像(OB)及び基準画像(RB)は、それぞれ少なくとも1つの画像オブジェクト(BO)を有し、-画像オブジェクト(BO)は、1つの任意の形態ないし形状及び任意数の画素点ないし画像点(BP)を有し、-画像オブジェクト(BO)の形態ないし形状が輪郭情報を使用して表わされ、ないし、記述され、-オリジナル原画像(OB)のオリジナル原画像ブロック(OBB)に対する動き推定又は動き補償が基準画像(RB)に関して行われ、-動き推定又は動き補償の際画像オブジェクト(BO)の形態ないし形状の表現、記述のため輪郭情報が考慮され、-オリジナル原画像(OB)の画像オブジェクト(BO)のオブジェクトエッジ(OK)の少なくとも一部分を有する少なくとも1つのオリジナル原画像ブロック(OBB)に対して下記のステップを実施し、即ち、--オブジェクトエッジ(OK)の当該の一部分に対してオリジナル原画像ブロック(OBB)におけるオブジェクトエッジ(OK)のエッジ(L)長ないし辺長が求められ、--基準画像(RB)にて少なくとも1つの探索位置が求められ、--基準画像(RB)にて、当該基準画像(RB)におけるエッジ長(L)のオブジェクトエッジ(OK)の一部分が求められ、ここで、探索位置は基準画像(RB)におけるオブジェクトエッジ(OK)の当該の一部分上に位置し、--相対的な配向(Δα)が求められ、該相対的な配向(Δα)により、基準画像(RB)における1つの画像ブロックのオブジェクトエッジ(OK)とオリジナル原画像(OBB)における1つの画像ブロックのオブジェクトエッジ(OB)との相異なる配向が記述され、表わされ、--オリジナル原画像ブロック(OBB)は、相対的配向(Δα)だけ回転せしめられて所定の画像ブロックへ写像変換され、--当該写像変換は、次のようにして行われる、即ち、基準画像(RB)における画像ブロックの画像点、画(BP)のコーディング情報が、1つの可能な基準画像ブロック(RBB)の画像点、画素(BP)のコーディング情報に写像変換されるように、前記写像変換は、なされるようにしたことを特徴とするコンピュータ支援による動き推定又は動き補償のための方法。
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