特許
J-GLOBAL ID:200903074259902117

燃料集合体及び炉心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210539
公開番号(公開出願番号):特開平5-232273
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】高燃焼度化を目指した燃料集合体において、反応度を低下させずにボイド係数を小さくする。また、局所ピーキングを平坦化し、合わせて中性子減速棒の減速材横断面積を最適化する。【構成】通常の燃料棒2と部分長燃料棒3を10×10の正方格子状に配列し、中央の燃料棒が10本配置可能な領域に対角線状に3本の大型水ロッド4を配置している。部分長燃料棒3は、正方格子状の燃料棒配列の最外層において水ロッド4の投影面積の範囲内に配置し、最外層より内側の2層には通常の燃料棒2のみを配置する。この構成により、ボイド係数が低減し、かつ制御棒価値が向上する。また、反応度損失と局所出力ピーキングの両方が改善され、燃料経済性と熱的余裕が共に向上する。水ロッド内横断面積は9cm2 であり、これによっても燃料経済性が向上し、かつチャンネル安定性、炉心安定性が向上する。
請求項(抜粋):
正方格子状に配列された多数の燃料棒と、減速材横断面積が単位燃料格子の横断面積より大きな少なくとも1本の中性子減速棒とを有する燃料集合体において、(a)前記燃料棒は、複数の第1燃料棒と、燃料有効長が前記第1燃料棒より短い第2燃料棒とを含むこと;(b)前記第2燃料棒は、前記正方格子状の燃料棒配列の最外層においてそのコーナ部以外に配置されていること;(c)前記正方格子状の燃料棒配列の最外層より内側において、該最外層に隣接した一層に配置される前記燃料棒のうち、前記最外層の前記第2燃料棒に隣接する燃料棒は前記第1燃料棒であること;を特徴とする燃料集合体。
IPC (2件):
G21C 3/326 ,  G21C 3/328
FI (2件):
G21C 3/30 GDB Y ,  G21C 3/30 W
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-023195
  • 特開平4-064089

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