特許
J-GLOBAL ID:200903074263997700

知的情報処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-269252
公開番号(公開出願番号):特開平9-233067
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、文書、図形、画像、データベース等の情報伝送および処理に於て、情報各部の属性に応じて、効率的な暗号化技術と誤り訂正符号を適用し、ついで、情報各部分を機密度レベルに応じて暗号化し、信頼度レベルに応じて符号化し、そのアクセスを複数の特定者に限定する。さらに暗号文のファイル管理を容易にし、柔軟な電子文書システム、ファイル管理システムの構築に有効なセキュリティ機能を有する知的情報処理方法および装置を提供することである。【構成】 情報処理システムに、暗号化機能および誤り訂正符号の機能、を付加する。
請求項(抜粋):
一つ以上の項目内の、文字テキストの要素である図形文字を含むデータを処理し、さらに、一人以上のオペレータが前記データに対する複数の機密度レベルを持ち、さらに、暗号を用いる情報処理システムの知的情報処理装置であって、下記の(a)ないし(i)の手段を含むことを特徴とする知的情報処理装置。(a)ディスプレイと周辺装置に接続されたメモリ手段。(b)前記データを処理、生成、受信/送信、そして、読出し/保存のうちの少なくとも一つを実行し、さらに、前記データを前記ディスプレイのスクリーンに表示するため、前記メモリに接続された一般的情報処理手段。(c)一つ以上のプログラム/一人以上の前記オペレータが前記データの任意の部分を暗号化するように指定するために、範囲指定の方法を用いて、前記ディスプレイ上の前記表示されたデータの前記各項目内の前記図形文字から成る前記データの前記任意の部分を選択し、そして、前記選択された部分の位置を記憶するための、前記メモリ手段に接続された部分データ選択手段。(d)前記選択された部分にn(≧0、nmax≧1)個の前記機密度レベルを設定するため、ただし、前記機密度レベルが0である前記部分は暗号化されない、前記メモリ手段に接続された機密度レベル設定手段。(e)前記選択された部分をメモリ・バッファにコピーし、前記選択された部分の前記機密度レベルに応じて決定された暗号化鍵を用いて、前記メモリ・バッファ内の前記選択された部分を暗号化するための、前記メモリ手段に接続された暗号化手段。(f)前記メモリ・バッファ内の前記暗号化された部分をバイナリモードから前記ディスプレイ上で表示される表示可能モードに変換するための、前記メモリに接続された変換手段。(g)前記選択された部分をあらかじめ決められた表示可能な記号と置き換え、さらに、前記暗号化され変換された部分を同じ前記項目の各々にストアすること;および、前記選択された部分を前記表示可能モードで表示される前記暗号化され変換された部分で置き換えること;のうち少なくとも一つを実行するための、前記メモリに接続された、データ・タイプ保持およびデータ保存手段。(h)前記暗号化され変換された部分を前記メモリ・バッファにコピーし、前記メモリ・バッファ内の前記暗号化され変換された部分を、前記表示可能モードからバイナリイモードへ逆変換するための、前記メモリ手段に接続された逆変換手段。(i)前記逆変換された暗号化部分の、前記機密度レベルに応じて決定された平文化鍵を用いて、前記逆変換された暗号化部分を平文化し、前記平文化された部分の各々を元に戻し、前記暗号化され変換された部分を削除するための、前記メモリに接続された平文化手段。
IPC (2件):
H04L 9/14 ,  G09C 1/00 660
FI (2件):
H04L 9/00 641 ,  G09C 1/00 660 Z

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