特許
J-GLOBAL ID:200903074264683571

ロータ温度推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184934
公開番号(公開出願番号):特開2000-023421
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】モータを小型でかつ安価に信頼性の高くするためのロータ側温度を推定する方法を提供する。【解決手段】ステータ12側の油冷系22とロータ10側の油冷系20とを分離し、各油冷系22,20はそれぞれポンプ32,30により冷却油が循環され、それぞれステータ12およびロータ10を冷却している。ポンプ30内には、流量調節計が内蔵されており、油冷系20の冷却油の流量を検出する。ロータ10を冷却する前の冷却油が通過する油冷系20の部分には、熱電対40が接点を介して設置され、またロータ10を冷却した後の冷却油が通過する油冷系20の部分には、熱電対42が接点を介して設置され、それぞれ冷却油の流入温度、冷却油の流出温度を測定する。モータのトルクと回転数との関係から、ロータ運転状況の重みを求め、推定式を用いてロータの温度を推定する。
請求項(抜粋):
ステータ側の油冷系とロータ側の油冷系と分離し、前記ロータ油冷系を循環する冷却油の流量を測定し、前記ロータ側の油冷系におけるロータ冷却前の冷却油の流入温度とロータ冷却後の冷却油の流出温度とを測定し、以下に示す式(I)より求められた冷却油の発熱量Jと、予め測定しておいた前記ロータの熱抵抗と、前記ロータの運転状況と、以下に示す式(II)とを用いてロータの温度を推定することを特徴とするロータ温度推定方法。【数1】J=Qρ(Tout-Tin) ・・・・ (I)(式中、J[W] :冷却油の発熱量、Q[kg]:冷却油の流量、ρ[W/kg・°C]:冷却油の比熱、Tout [°C]:冷却油の流出温度、Tin [°C]:冷却油の流入温度。)【数2】 J=1/R[TR-{αTout+(1-α)Tin}] ・・・・(II) (式中、J[W] :冷却油の発熱量、R[°C/W]:ロータの熱抵抗、TR[°C]:ロータ温度、α :ロータの運転状況より求めた重み、0≦α≦1、Tout [°C]:冷却油の流出温度、Tin [°C]:冷却油の流入温度。)
Fターム (5件):
5H611BB01 ,  5H611PP05 ,  5H611QQ04 ,  5H611TT01 ,  5H611UA07

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