特許
J-GLOBAL ID:200903074267796245

電気化学反応に使用される電極及びこれを用いた燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320840
公開番号(公開出願番号):特開平7-235308
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】同じ触媒量で高い出力密度が得られる燃料電池の電極を提供する。【構成】電極10は、厚さ約0.1mmの多孔質の触媒層11と、厚さ約1.6mmの多孔質の拡散層12とからなる。触媒層11は、ストライプ状に交互に実質的に平行に配置された多数のアグロメレート部13及びギャップ部14からなる。アグロメレート部13は、白金を主体とする合金触媒を分散担持した炭素微粉末が結合した気孔率が50%以上の多孔質の塊体と、その孔中に保持された電解質である燐酸水溶液とからなる。ギャップ部14は、アグロメレート部13どうしを接続する撥水性の多数のPTFE繊維15により気孔率が20%以上に形成される。
請求項(抜粋):
気体である反応物が流通する気体流通路と、電解質を含んだ電解質層との間に配置され、電気化学反応に供される電極において、前記気体流通路に接し且つ前記反応物を前記気体流通路から前記電極の厚さ方向に沿って通過させることが可能な導電性多孔質体からなる拡散層と、前記拡散層と前記電解質層との間に配置され且つこれらに接する触媒層と、を具備し、前記触媒層は、前記電極の厚さ方向に延設された導電性多孔質体からなり、その孔内に電解質を保持する複数のアグロメレート部と、隣接する前記アグロメレート部の間に配置され、前記電極の厚さ方向に前記触媒層を貫通する空間内に前記アグロメレート部間を連結する複数の撥液性繊維を設けてなるギャップ部と、を具備することを特徴とする電極。
IPC (3件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/02

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