特許
J-GLOBAL ID:200903074275459762

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352150
公開番号(公開出願番号):特開平7-197837
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 機関始動時、燃料カット時等の下流側空燃比センサを空燃比制御に使用できない場合にも高精度な空燃比制御を可能とする。【構成】 触媒コンバータ12A、B上流側の排気通路に配置した上流側空燃比センサ13A、Bの出力を下流側下流側O2 センサ17出力と基準出力との偏差の積分値を用いて補正する。制御回路10に上記積分値を記憶させ、下流側O2センサ出力を空燃比制御に使用できない場合には、記憶した積分値に基づいて下流側空燃比センサ出力を補正して空燃比制御を行う。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置された三元触媒と、該三元触媒の上流側排気通路に配置され排気空燃比に応じた出力信号を発生する上流側空燃比センサと、前記三元触媒の下流側排気通路に配置され排気空燃比に応じた出力信号を発生する下流側空燃比センサと、前記上流側空燃比センサ出力に基づいて前記内燃機関の燃焼空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記下流側空燃比センサ出力に基づいて前記上流側空燃比センサ出力に基づく空燃比制御に使用するパラメータを算出するパラメータ演算手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記パラメータ演算手段は、前記下流側空燃比センサ出力を前記空燃比制御に使用すべき条件が成立したか否かを判定する判定手段と、前記条件が成立した時に前記下流側空燃比センサの出力値と基準値との偏差の積分値を算出する積分値算出手段と、該算出された積分値を記憶する記憶手段とを備えるとともに、前記条件が成立した時には、少なくとも前記積分値算出手段の算出した積分値に基づいて前記空燃比制御に使用するパラメータを算出し、前記条件非成立時には前記記憶手段の記憶した積分値に基づいて前記空燃比制御に使用するパラメータを算出することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る