特許
J-GLOBAL ID:200903074277681853

車輪スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184984
公開番号(公開出願番号):特開平10-029524
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】四輪車両の車輪速度のばらつき幅を利用して、アンチロック制御,トラクション制御等スリップ制御の適正化を図る。【解決手段】アンチロック制御装置に、4個の車輪の車輪速度のうちで最高のものと3番目のものとの差を車輪速度ばらつき幅Vwmxmnとして取得する車輪速度ばらつき幅取得手段142を設ける。得られた車輪速度ばらつき幅Vwmxmnを推定車両速度取得手段140や基準スリップ量取得手段160に供給して、車輪速度ばらつき幅Vwmxmnがほぼ一定範囲内に収まるように各車輪の制動力を制御する。それによって、路面μ変化,凹凸の有無等、路面の状況変化にかかわらず、良好なアンチロック制御が可能になる。トラクション制御装置においては、最低の車輪速度と3番目に低い車輪速度との差を車輪速度ばらつき幅として採用する。
請求項(抜粋):
四輪車両の車体の移動速度である車両速度と4個の車輪の各車輪速度とに基づいて各車輪の回転を、各車輪のスリップ状態が設定状態となるように制御する車輪スリップ制御装置において、前記4個の車輪のうち最もスリップが小さいものと3番目に小さいものとの車輪速度の差を車輪速度ばらつき幅として取得する車輪速度ばらつき幅取得手段と、その車輪速度ばらつき幅取得手段により取得された車輪速度ばらつき幅を車輪スリップ制御に反映させる車輪速度ばらつき幅反映手段とを設けたことを特徴とする車輪スリップ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/72 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/72 ,  B60T 8/58 Z

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