特許
J-GLOBAL ID:200903074283811408
車両用自動クラッチコントローラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292104
公開番号(公開出願番号):特開平5-280558
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 個々にまたは自動車の作動状態に合わせて大幅な調節を必要とせずに汎用性を有し、かつ振動応答を最小限に抑えること。【構成】 クラッチ連結への振動応答を減じる自動クラッチコントローラで、エンジン速度センサ13、変速機入力速度センサ31からの各入力を受け、クラッチアクチュエータ27を制御するクラッチ連結信号を使用し、測定された変速機入力速度を基準速度に漸近的に接近するように摩擦クラッチを連結させる。ランチモードでは、基準速度は測定エンジン速度で、クリープモードでは、エンジン速度およびスロットル設定に基づくクリープ基準速度である。2つのモデルはスロットル設定位置に基づいて選択される。自動クラッチコントローラは積分誤差関数と微分エンジン速度関数を含み、それらはともに車両負荷に対応するクラッチ連結を調整する。
請求項(抜粋):
駆動源(10)、駆動源に接続される入力軸(15)および出力軸(25)を有する摩擦クラッチ(20)、トルク入力に対して振動応答を示すひずみコンプライアンスを有する摩擦クラッチの出力軸に接続される少なくとも1つの慣性負荷牽引ホィールを含む結合体において、駆動源に接続され、駆動源の回転速度に相当するエンジン速度信号を発生するエンジン速度センサ(13)と、エンジン速度センサに接続され、基準速度信号を発生する基準速度発生器(61-63) と、摩擦クラッチの出力軸に接続され、摩擦クラッチの出力軸回転速度に相当する変速機入力軸速度信号を発生する変速機入力軸速度センサ(31)と、摩擦クラッチに接続されクラッチ連結信号に従って摩擦クラッチの連結を切り離しから完全な連結まで制御するクラッチアクチュエータ(27)と、前記基準速度発生器、変速機入力速度センサ、およびクラッチアクチュエータに接続されるコントローラ(64-69) とを備え、このコントローラ(64-69) が、前記基準速度発生器と前記変速機入力速度センサに接続され、前記基準速度信号と前記変速機入力速度信号との差に相当する代数和信号を形成する代数加算器(64)と、前記代数加算器に接続され、前記クラッチアクチュエータへの供給用として前記代数和信号からクラッチ連結信号を発生し、前記変速機入力速度信号を前記基準速度信号に漸近的に接近させる方法で摩擦クラッチを連結するための補正器(65)とを含んでいる、ことを特徴とする自動クラッチコントローラ。
IPC (2件):
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