特許
J-GLOBAL ID:200903074285165635

顔料塗工古紙の脱墨スラッジを原料とする白色顔料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-162413
公開番号(公開出願番号):特開2002-356629
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 廃棄する脱墨スラッジを原料として、これから白色顔料の製造が容易で、得た白色顔料の白色度及び明度の値が高く、得た白色顔料のスラリー溶液に固化が生じない、これを製紙用顔料に用いた抄紙ワイヤーの摩耗量が少ない、脱墨スラッジの処理費及び処分費との差引で安価な、顔料塗工古紙の脱墨スラッジを原料とする白色顔料の製造方法の提供。【解決手段】 顔料塗工古紙からパルプ分を回収する脱墨工程より廃棄する脱墨スラッジを原料として、これを脱水乾燥し、焼成炉で温度650〜700°Cで焼却して白色焼却物とした後、一次粉砕として粉砕機で最大粒子径を150μm以下に粉砕し、これを水に分散して二次粉砕として湿式粉砕機で平均粒子径を0.5〜5μmに粉砕して白色顔料とする製造工程で、一次粉砕後の水分散液、或いは一次粉砕後と二次粉砕後の両方の水分散液、のいずれかに二酸化炭素ガスを吹き込んでpH値をpH6〜11に調整する。
請求項(抜粋):
顔料塗工古紙からパルプ分を回収する脱墨工程より廃棄される脱墨スラッジを原料として、これを脱水、乾燥し、燃焼炉で温度650〜700°Cの下で燃焼して白色焼却物とした後、一次粉砕として粉砕機で最大粒子径を150μm以下に粉砕し、これを水に分散して、二次粉砕として湿式粉砕機で平均粒子径を0.5〜5μmに粉砕して白色顔料とする製造工程で、一次粉砕後の水分散液、或いは一次粉砕後と二次粉砕後の両方の水分散液、のいずれかに二酸化炭素ガスを吹き込んで、該二酸化炭素ガスによってpH値を調整することを特徴とする顔料塗工古紙の脱墨スラッジを原料とする白色顔料の製造方法。
IPC (4件):
C09C 1/00 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/12 ZAB ,  C09C 1/02
FI (4件):
C09C 1/00 ,  C02F 11/00 A ,  C02F 11/12 ZAB C ,  C09C 1/02
Fターム (17件):
4D059AA30 ,  4D059BB01 ,  4D059BB14 ,  4D059BD01 ,  4D059BE11 ,  4D059BE26 ,  4D059BE56 ,  4D059BF11 ,  4D059BK11 ,  4D059CC10 ,  4J037AA10 ,  4J037EE26 ,  4J037EE29 ,  4J037EE35 ,  4J037EE46 ,  4J037FF04 ,  4J037FF28

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