特許
J-GLOBAL ID:200903074286160521

スレッド実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-183533
公開番号(公開出願番号):特開平10-027108
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 マルチスレッドのスレッドスケジューリングを簡単化することによって、効率的なスレッドスケジューリングを実現する。【解決手段】 一つのスレッド実行部は、スレッド#0のスレッド生成命令2を実行して、新しいスレッド#1を生成し、その後、スレッド#0のスレッド終了命令3を実行して、スレッド#0の実行を終了する。もう一つのスレッド実行部は、スレッド#1のスレッド生成命令2を実行して、新しいスレッド#2を生成し、その後、スレッド#1のスレッド終了命令3を実行して、スレッド#1の実行を終了する。このように親スレッドが子スレッドを生成する回数を高々1回と規定し、スレッド生成、終了順序を一意に規定する。このようなスレッド間の依存関係4を親スレッドから子スレッド方向のみに限定することによって、スレッドスケジューリングのコストを低減する。
請求項(抜粋):
複数のスレッドを並列に実行する複数のスレッド実行部を用意し、前記複数のスレッド実行部の一つに、スレッド生成手続き及びスレッド終了手続きを含む親スレッドを供給し、前記複数のスレッド実行部の前記一つに前記親スレッドの前記スレッド生成手続きを実行させて、スレッド生成手続き及びスレッド終了手続きを含む子スレッドを生成させ、その後、前記複数のスレッド実行部の前記一つに、前記親スレッドの前記スレッド終了手続きを実行させて、前記親スレッドを終了させ、前記子スレッドを前記複数のスレッド実行部の異なる一つに供給し、前記複数のスレッド実行部の前記異なる一つに前記子スレッドを前記親スレッドとして実行させるスレッド実行方法であって、前記複数のスレッド実行部の各々に前記スレッド生成手続きを実行させる回数を、前記親スレッド及び前記子スレッドの各々に対して高々1回に規定する規定と、前記子スレッドは前記親スレッドが生存中の間は終了できないという規定とを設けることによって、スレッドの生成順序及び消滅順序を一意に定め、前記親スレッド及び前記子スレッド間のデータ依存関係を親スレッドから子スレッド方向へ限定することを特徴とするスレッド実行方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360
FI (2件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 9/46 360 B

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