特許
J-GLOBAL ID:200903074289263038

鋼線の熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-066582
公開番号(公開出願番号):特開2004-332107
出願日: 2004年03月10日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】 単線の焼入焼戻しラインにおいて、一定径の熱間圧延線材から多種径のオースフォーム鋼線を無停止で造り分け、生産能率向上とコスト低減を図る。 【解決手段】 伸線材より軟質である熱延線材2を使用してデッド・サプライとコイル間溶接作業を容易にならしめ無停止操業を図る。次ぎに一体化されたダイス引抜5,6とダイレス引抜6,11によりサイジングする。熱処理と縮径の条件整合のため、焼入用の1次加熱7の後ダイレス引抜用の2次加熱8を付加し、過熱に伴う靱性低下はオースフォーム効果で解消する。加熱部上流・下流の速度比に反比例させて鋼線減面比を設定し、延伸後の断面形状の測定10により速度比を微調整して鋼線断面積を優先的に管理することにより断面寸法許容範囲は合理的に拡大される。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼線材を直線状に走行させ全長を同一条件で加熱、焼入、焼戻しするライン式連続熱処理方法において、それぞれ、1)該線材に張力を作用させ該線材の高温部において断面積を20%以上縮小させるダイレス引抜を行い、2)該張力を与える方法が、加熱の上流側と焼入の下流側にそれぞれ配置された二つの線材送給装置の速度差によってなされ、3)加熱する方法が、AC3点上50°C以上、150°C以下に1次加熱した後、冷却・焼入部位の上流側直近において高周波誘導加熱により該1次加熱温度より50°C以上、250°C以下の高温へ急速に2次加熱することからなり、4)焼入冷却速度と冷却時間をダイレス引抜と焼入に対してそれぞれ必要な大きさの大きい方以上とし、5)製品断面寸法を調整する方法が、縮小前後の断面積比を該両線材送給装置の速度比に反比例させることによってなされる、ことを特徴とする鋼線材の連続熱処理方法。
IPC (3件):
C21D9/52 ,  B21C1/00 ,  C21D9/60
FI (3件):
C21D9/52 103B ,  B21C1/00 Z ,  C21D9/60 102
Fターム (21件):
4E096EA02 ,  4E096EA12 ,  4E096EA22 ,  4E096FA01 ,  4E096GA13 ,  4E096GA18 ,  4E096HA15 ,  4E096HA22 ,  4E096HA23 ,  4E096KA04 ,  4E096KA05 ,  4E096KA09 ,  4K043AA02 ,  4K043CA04 ,  4K043DA01 ,  4K043DA04 ,  4K043EA07 ,  4K043FA04 ,  4K043FA05 ,  4K043FA07 ,  4K043FA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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引用文献:
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