特許
J-GLOBAL ID:200903074296948089

電流遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080962
公開番号(公開出願番号):特開平8-279327
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】遮断失敗がなくまた電流遮断動作の有無の確認を容易にする。【構成】他方の電極97を軸方向に貫通する貫通孔97b に挿入された動作表示棒98を設け、雷管94の爆発によって遮断棒96a がこの動作表示棒98に当たって先端が他方の電極97から外部に突き出るようにして動作有無の確認ができる。遮断棒96a の位置する絶縁筒93の内面にアークによって水素ガスを発生する消弧絶縁筒95を設けて水素ガスによってアークが冷却されて消弧作用が促進する。通電導体96に凹部を形成するための径大部96f を設けることによって、遮断棒96a が移動して他方の電極97にぶつかったときにこの径大部96f に遮断棒96a の突出部96d が塑性変形して入り込んでストッパとなり遮断棒96a を固定する。遮断棒96aと雷管94との間に消弧材を挿入しておくとアークによって消弧材がガスを発生するのでアークが冷却されて消弧作用が促進する。
請求項(抜粋):
絶縁筒と、この絶縁筒の両端にそれぞれ配置された一方および他方の電極と、前記絶縁筒内の一方の電極側に配置され、火薬が収納される雷管と、この雷管に一方の電極の外部より接続され、該雷管に電流を供給するリード線と、前記一方および他方の電極を電気的に接続する固定部、遮断棒、砲身部が一直線上に配置され、該固定部が前記一方の電極に固定され、遮断棒が固定部と砲身部に狭あい部を介して連結され、砲身部が前記他方の電極に固定されるとともに前記遮断棒が移動可能な空洞を有する通電導体とからなり、前記砲身部は、前記雷管の爆発により前記狭あい部が切り離されて他方の電極側に移動した遮断棒を係止させる係止部を有することを特徴とする電流遮断装置。
IPC (2件):
H01H 39/00 ,  B60L 3/04
FI (2件):
H01H 39/00 ,  B60L 3/04 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭49-024742
  • 特開昭63-269433

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