特許
J-GLOBAL ID:200903074302340209

バルブタイミング変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250945
公開番号(公開出願番号):特開2001-073724
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】ハウジングとベーンロータとの回転位相に応じ、バルブタイミング制御における応答速度が所定のパターンに従って自動的に変るバルブタイミング変更装置の提供。【解決手段】進角油通路はハウジング2とベーンロータ1とに跨っており、ハウジング2側の油通路21,22の進角油開口211,221はベーン11,12の端面における油溝に対面している。ベーン11には油溝15c,16a,17aが、ベーン12には油溝15d,16c,17bが夫々設けある。ベーンロータ1が回動すると、開口211は符号221aで示す領域に対面しながら移動する。そこで、開口211に連通する油溝は、ハウジング2とベーンロータ1との回転位相に応じて15c,16a,17aに順次に切り替わる。開口221に連通する油溝も同様である。ベーン11,12側の油溝における流体抵抗は溝幅により相違するので、開口211,221に対面する油溝が替わる度に応答速度が異なる。
請求項(抜粋):
ベーンロータと該ベーンロータを内包するハウジングとを備え、該ベーンロータとハウジングとは回転軸を共通にし、内燃機関のクランクシャフトから回転動力を受けるスプロケットなどの受動部材へベーンロータ又はハウジングのうちの一方が固定され、ベーンロータ又はハウジングのうちの他方が該内燃機関のカムシャフトに固定され、該ベーンローターにおけるベーンで該ハウジングの内空間を区画することにより進角圧力室及び遅角圧力室を形成し、該進角圧力室および遅角圧力室に供給される流体の圧力の差により該ベーンロータと該ハウジングとの回転位相を変え、該内燃機関のバルブタイミングを変更する装置において、前記進角圧力室または遅角圧力室に前記流体を導く流体通路が、前記ベーンロータとハウジングとに跨って設けてあり、該流体通路のうちの該ベーンロータ側の流体通路と該ハウジング側の流体通路とは該ベーンロータとハウジングとの摺接面に設けられた連通構造で連通しており、前記連通構造は、前記ベーンロータ又はハウジングのうちの一方に設けられ該摺接面に臨む摺接面開口と、該ベーンロータ又はハウジングのうちの他方における前記摺接面に設けられた油溝とでなり、前記油溝は、前記回転位相の変動に応じ前記摺接面開口が該油溝側の前記摺接面に対面しながら辿る該油溝側摺接面における該摺接面開口の軌跡を含む領域に設けてあり、前記摺接面開口から前記油溝を経て前記圧力室に至る流体通路における流体抵抗は前記回転位相に応じ異なることを特徴とするバルブタイミング変更装置。
Fターム (19件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA01 ,  3G016CA04 ,  3G016CA12 ,  3G016CA13 ,  3G016CA15 ,  3G016CA21 ,  3G016CA24 ,  3G016CA29 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA46 ,  3G016CA51 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00

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