特許
J-GLOBAL ID:200903074304262400

直交偏波周波数多重信号受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-183248
公開番号(公開出願番号):特開2001-016180
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 直交偏波周波数多重信号受信装置において、マルチパスフェージングおよび交差偏波干渉が発生する伝送路を伝搬した受信信号であっても、送受信間の周波数誤差を精度良く推定して復調する。【解決手段】 第1〜第4の複素乗算部102,106,111,113が直交偏波受信信号の瞬時自己相関、水平偏波受信信号の瞬時自己相関および垂直偏波受信信号と水平偏波受信信号の瞬時相互相関を求め、第1,第2の固有値計算部115,116がそれらを要素とする相関行列の固有値を計算した後、第1,第2の位相計算部117,118が得られた1つまたは2つの固有値の位相を計算する。周波数誤差計算部120が出力判定部119の出力に基づいて、計算された固有値の位相から周波数誤差成分を推定し、推定結果をもとに周波数誤差補償を行うようにする。
請求項(抜粋):
直交偏波周波数多重伝送方式によって伝送された信号を受信する直交偏波周波数多重信号受信装置において、垂直偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第1の半シンボル遅延手段と、該第1の半シンボル遅延手段の出力を入力とする第1の複素共役化手段と、該第1の複素共役化手段の出力および垂直偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第1の複素乗算手段と、該第1の複素乗算手段の出力を入力とする第1の平均化手段と、水平偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第2の半シンボル遅延手段と、該第2の半シンボル遅延手段の出力を入力とする第2の複素共役化手段と、該第2の複素共役化手段の出力および水平偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第2の複素手段と、該第2の複素乗算手段の出力を入力とする第2の平均化手段と、上記第2の複素共役化手段の出力および垂直偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第3の複素乗算手段と、該第3の複素乗算手段の出力を入力とする第3の平均化手段と、上記第1の複素共役化手段の出力および水平偏波によって送信された信号を受信して準同期検波した信号を入力とする第4の複素乗算手段と、該第4の複素乗算手段の出力を入力とする第4の平均化手段と、上記第1の平均化手段の出力、上記第3の平均化手段の出力、上記第4の平均化手段の出力および上記第2の平均化手段の出力を入力とする第1の固有値計算手段と、上記第1の平均化手段の出力、上記第3の平均化手段の出力、上記第4の平均化手段の出力および上記第2の平均化手段の出力を入力とする第2の固有値計算手段と、上記第1の固有値計算手段の出力を入力とする第1の位相計算手段と、上記第2の固有値計算手段の出力を入力とする第2の位相計算手段と、該第2の位相計算手段の出力および上記第1の位相計算手段の出力を入力とする出力判定手段と、上記第1の位相計算手段の出力、上記第2の位相計算手段の出力および該出力判定手段の出力を入力とする周波数誤差計算手段を備え、該周波数誤差計算手段の出力をもとに送受信間の周波数誤差を補償することを特徴とする直交偏波周波数多重信号受信装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 7/005 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04J 11/00 B ,  H04B 7/005 ,  H04L 27/22 Z
Fターム (15件):
5K004AA05 ,  5K004FA05 ,  5K004FC02 ,  5K004FG00 ,  5K022DD03 ,  5K022DD35 ,  5K046BA01 ,  5K046EE16 ,  5K046EE37 ,  5K046EE48 ,  5K046EE55 ,  5K046EE56 ,  5K046EF15 ,  5K046EF46 ,  5K046EF52

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