特許
J-GLOBAL ID:200903074318522684

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155025
公開番号(公開出願番号):特開平8-020216
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 熱交換器の温熱状態に応じて送風能力を的確に制御し、冷風の吹き出しや風量の急激変化等を防止できる車両用空気調和装置を提供すること。【構成】 熱交換器通過後の空気温度を検出する吹出温度検出手段と、吹出温度の値が所定温度よりも低いときに所定の最低風量で送風手段を駆動する風量制限手段とを具備しているので、暖房開始直後や外気温度が低く熱交換器に充分な放熱が期待できない状態では、送風手段を所定の最低風量で駆動して、冷たい空気が車室内に吹き出されることを防止できる。また、空気温度が低い条件下でも送風手段を最低風量で駆動してその停止防止を図っているので、従来のように風量が急激に変化するようなことがなく、しかも送風手段の停止を原因とした圧縮機吐出圧異常の問題も回避できる。
請求項(抜粋):
少なくとも暖房運転を可能としたヒートポンプ式冷媒回路を備え、暖房時には熱交換器で加温された空気を送風手段により車室内に送り込むようにした車両用空気調和装置において、熱交換器通過後の空気温度を検出する吹出温度検出手段と、吹出温度の値が所定温度よりも低いときに所定の最低風量で送風手段を駆動する風量制限手段とを具備した、ことを特徴とする車両用空気調和装置。

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