特許
J-GLOBAL ID:200903074321597253

木材害虫による木材中の侵食を検出するシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-508317
公開番号(公開出願番号):特表平8-503769
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】木材害虫が摂餌する際に発する音響放出を検知することによって、木材害虫を検出するシステム(10)である。このシステムは、2つの音響放出センサ(14,15)と、増幅部(16)と、信号処理部(18)と、指示部(20)とを含んでいる。このシステム(10)は、検査対象の木材(24)に機械的に接触させるようにしたものであり、それには、木材(12)の中へ挿入して音響放出センサ(14)に取り付けるようにしたボルト(22)を用いたり、音響放出センサ(15)を木材に直接取り付ける粘着剤層(47)を用いたりする。音響放出センサ(14,15)は、増幅部(16)に電気的に接続しており、増幅部(16)は信号処理部(18)に電気的に接続している。信号処理部(18)は、音響放出センサ(14,15)が検出した虫由来の音響放出とノイズ由来の音響放出とを判別し得る。信号処理部の結果は指示部(20)へ送られる。
請求項(抜粋):
木材中の木材害虫による侵食を検出するための検出システムにおいて、 出力を有し、木材中の音響放出に応答する音響放出センサであって、音響放出の音響エネルギを電気信号に変換してその電気信号を該音響放出センサの前記出力から送出する手段を含んでいる音響放出センサと、 前記音響放出センサを検査対象の木材に機械的に接触させた状態にする接触手段と、 入力を有し出力を有する信号処理手段であって、前記音響放出センサが送出した前記電気信号が木材害虫の侵食による音響放出に由来するものか否かを判定する手段を含んでいる信号処理手段と、 前記信号処理手段の前記出力に電気的に接続した入力を有し、前記音響放出センサが送出した前記電気信号が木材害虫の侵食による音響放出に由来するものであると前記信号処理手段が判定したときにその判定をユーザに指示する指示手段と、を備えたことを特徴とする検出システム。
IPC (2件):
G01H 1/00 ,  G01H 17/00

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