特許
J-GLOBAL ID:200903074325345089

車両用変速機の変速方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167704
公開番号(公開出願番号):特開平8-028674
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は従来車両の変速に必要であった変速スケジュールマップが不要になり、記憶素子等の容量を最小限に抑えることができる変速方法を提供することにある。【構成】運転者がアクセルペダルを踏み込んだ時のスロットル開度TVOに対し、現在のギヤ段におけるタービントルクTtをブロック1で推定し、ブロック2で限界タービントルクTtlmと比較して変速判断を行う。この動作をTt<Ttlmの条件に入るまで繰り返し行い、Tt<Ttlmの条件に入ったら、すなわち、ブロック1でのギヤ段を出力する。【効果】スロットル開度等の機関負荷,車両の運転状態または車両の走行状態に応じて、変速点をリアルタイムに演算させるので、記憶素子等の容量を最小限に抑えることができるという効果がある。
請求項(抜粋):
エンジンとトルクコンバータと有段自動変速装置よりなる車両用パワートレイン,車両の運転状態または走行状態を計測する手段,エンジン出力特性・トルクコンバータ特性等を記憶しておく特性記憶手段,前記計測手段により計測された信号を使用し前記特性記憶手段に入力し前記車両用パワートレインを制御する制御信号を演算する演算手段よりなる車両用変速機の変速方法において、前記計測手段で計測されたエンジン回転数とエンジン負荷信号とより前記特性記憶手段のエンジン出力特性から現時点のタービントルクを求め、現在のギヤ段の限界タービントルクより大きかった時、同じスロットル開度,車速における現在のギヤ段より低速のギヤ段での変速後のタービントルクを予測し、そのギヤ段の限界タービントルクより小さかった時前記有段自動変速装置を変速させることを特徴とする車両変速機の変速方法。
IPC (5件):
F16H 61/02 ,  F16H 47/06 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68

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